ポリマー・新素材・成形加工
原材料、製造方法、製造設備、性能・用途展開、技術的課題、最新技術などについて基礎から応用まで分り易く説明し、製造現場での問題解決の立場よりトラブル現象、原因、対策についても詳しく解説する!
日時:2012年3月28日(水) 12:30~16:30
【習得できる知識】
ポリウレタンの化学、イソシアナートの化学、化学量論、発泡成形、発泡成形機、エラストマー成形、注型成形機、断熱材、クッション材、トラブル対策、トラブルの因果関係、ノンフロン対策、新技術開発動向、化学物質法規制動向、新規格動向(JIS、ISOなど)等。
【講座の趣旨、ポイント】
今回のセミナーは、これまでの講師の永年の経験に基づき、「ポリウレタンの化学及び技術」について基礎から応用まで総合的に解説します。このセミナーは3部構成になっております。即ち、第1部ではポリウレタンフォームの成形技術について、第2部ではポリウレタンエラストマーの成形技術について、第3部ではフォーム及びエラストマー両方のトラブル対策について解説します。
第1部及び第2部の成形技術の項では、反応・化学、原材料、製造方法、製造設備、性能・用途展開、技術的課題、最新技術などについて基礎から応用まで分り易く解説します。また、第3部のトラブル対策の項では、製造現場での問題解決の立場よりトラブル現象、原因、対策について詳細に解説します。
このように、「ポリウレタンの化学と技術」について基礎(入門)から応用に到るまで幅広く実践的に解説しますので、ポリウレタン関連の技術者・関係者のご参加を期待します。
【プログラム】
第1部 ポリウレタンフォーム関係の成形技術
(1)ポリウレタン(PUR)とは
(2)PURの歴史
(3)PURフォームの分類
(4)PURフォームの需要動向
1.ポリウレタン(PUR)の化学
(1)イソシアナートの化学
(2)PURの生成反応
(3)PUR製造時の化学量論
2.PURの原料
(1)ポリイソシアナート類
(2)ポリオール類
(3)発泡剤
(4)触媒
(5)その他の原料
3.PURフォームの製造方法、製造設備
(1)発泡成形方法(製造方法)とフォームの分類
(2)スラブ法
(3)モールド法
(4)連続ラミネート法
(5)現場発泡法
(6)その他
4.PURフォームの性能と用途
(1)軟質フォーム
(2)硬質フォーム
5.PURフォームの課題と対応
(1)課題の概要
(2)地球環境保全上の課題と対応(地球温暖化対策、ノンフロン対策)
(3)循環社会形成に基づく課題と対応(スクラップ低減対策、リサイクル対策)
(4)バイオマス対応(PUR原料、補強繊維対策)
(5)労働安全衛生上の課題と対応
(6)新技術・新製品開発動向
(7)新しい規格の改正動向
(8)化学物質関係の法規制改正動向
第2部 ポリウレタンエラストマー関係の成形技術
2.PURエラストマーの需要動向
3.熱可塑性PUR(TPU)
4.注型PURエラストマー(非発泡タイプ)
5.注型PURエラストマー(発泡タイプ)
6.その他のPURエラストマー(混練タイプ、スプレータイプなど)
第3部 トラブル対策
2.トラブル対策前の確認事項
3.軟質フォームのトラブル対策(スラブ発泡法、モールド発泡法)
4.硬質フォームのトラブル対策(連続ラミ法、現場発泡法、サンドイッチパネル法)
5.エラストマーのトラブル対策
(質疑応答・名刺交換・個別相談)
水や酸素が通り抜けるという目には見えない現象の理解を深め、多様なバリア評価装置から目的に合った装置を選択するための指針が得られる!
日時:2012年3月27日(火) 12:30~16:30
【講座のポイント】
プラスチックを水や酸素が通り抜けるという目には見えない現象の理解を深め、多様なバリア評価装置から目的に合った装置を選択するための指針が得られる。
【受講対象者・レベル】
初心者向け、高分子膜のバリア評価の妥当性に不安のある方。
【プログラム】
1.包装材料としての高分子材料
2.高分子膜透過のメカニズム
2.2 Fickの法則と溶解-拡散理論
2.3 気体透過率測定と透過曲線の解析
2.4 高分子膜中の低分子の溶解
2.5 高分子膜中の低分子の拡散
3.高分子膜のバリア性
3.2 結晶性高分子の気体透過性
3.3 フイルムの延伸と気体透過性
4.バリア材の評価法
4.2 気体・水蒸気透過性の標準規格
4.3 ハイバリア向け評価装置の特徴
5.バリアフィルムの作製法
5.2 複合膜の製法
[質疑応答・名刺交換]
高分子鎖変形で発生する特異な物性、変形方法、変形後の構造固定などについて物性との相関も含めて平易に解説!さらに要求特性に応じた物性を発現させるための基本と物性測定法を概説!
高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
日時:2012年3月26日(月) 12:30~16:30
【講座のポイント】
多数の屈曲性高分子鎖は伸長変形能を有する。これを利用した材料の一例がフィルムや繊維である。ここでは、高分子鎖変形で発生する特異な物性、変形方法、変形後の構造固定などについて物性との相関も含めて平易に解説する。さらに要求特性に応じた物性を発現させるための基本と物性測定法を概説する。
【プログラム】
1.高分子物質の特徴
1-1 高分子物質の変形
1-2 高分子鎖の変形
1-3 高分子鎖の運動と基本物性
1-4 高分子鎖の形を固定化する
1-5 固定化と物性の相関
1-6 分子鎖の形と物性の相関
2.分子鎖配向
2-1 分子鎖配向の重要性
2-2 分子鎖配向にともなう構造と物性の変化
2-3 分子鎖配向の表し方と測定法
3.構造制御
3-1 高分子鎖の引き伸ばしと配向
3-2 分子鎖の引き伸ばし比(延伸比)
3-3 巨視的延伸比
4.力学的高性能化をめざした構造制御
4-1 力学的高性能化とは
4-2 延伸加工の種類
4-3 延伸によって発生する分子鎖配向と構造変化
4-4 延伸条件の最適化とは
4-5 ブレンド効果
5.力学物性の評価と測定法
5-1 弾性率と強度測定における条件設定の違い
5-2 静的測定と動的測定の違い
6.力学的高性能化の限界
6-1 化学構造と延伸挙動の関係
6-2 分子量と物性の関係
6-3 高次構造制御の限界
6-4 超延伸の可能性について
7.将来展望とまとめ
【質疑応答・名刺交換・個別相談】
キーワード:高分子,繊維,ゴム,延伸,変形,分子,配向,高次構造,制御,測定,評価,弾性,強度,結晶化,研修,セミナー
射出発泡成形の基礎から、微細射出発泡(MuCell)の基礎,応用,トラブルシューティング及びコアバック発泡の基礎と応用について解説する。本講座を通して、発泡成形の基本原則から応用技術までを理解し活用できるようになることを目指す!
~微細射出発泡成形(MuCell)、コアバック成形を中心に~
日時:2012年4月12日(木) 10:30~16:00
【講座の趣旨、ポイント】
射出発泡成形は、発泡性樹脂を金型内に射出充填して多孔質体を得る成形技術である。射出発泡は用いる発泡剤で化学発泡と物理発泡に分類され、金型内における発泡挙動によってショートショット法,フルショット法,コアバック法に分類される。
本講座では、射出発泡成形の基礎から、微細射出発泡(MuCell)の基礎,応用,トラブルシューティング及びコアバック発泡の基礎と応用について解説する。
講師は自動車ドアトリム用成形技術の開発と射出発泡成形用ポリプロピレン銘柄の開発を手始めに、超臨界流体を発泡剤とした射出発泡成形技術の応用開発を行ってきた。また、現在はTrexel社と業務提携して、MuCell技術のライセンス先に対するトレーニングを受託している発泡成形の専門家であることを自負している。
射出発泡成形の基本原則はそれほど多くない。本講座を通して発泡成形の基本原則から応用技術までを理解し活用することができるようになる。
【プログラム】
0.はじめに
1.発泡体・多孔体の製法、特徴
2.発泡成形に用いられる発泡剤
物理発泡剤
超臨界流体
マイクロカプセル
3.射出発泡成形の基礎
4.微細射出発泡成形(MuCell)の特徴、応用
超臨界流体の必要性
設備と制御
気泡の制御
メリット
用途例
トラブルシューティング
製品・金型設計
5.コアバック発泡
利点
設備
制御
6.今後の展開(特に特許技術から見た最近の開発動向)
金型(ゲート、ベント等)
カウンタープレッシャー法とガス溜まり解消法
転写性向上(スワールマーク解消)
他
(質疑応答・名刺交換・個別相談)
高分子の結晶化および高次構造制御の基礎知識から、核剤や透明化剤の上手な使い方、成形プロセス中での結晶化挙動の解析法までを3名の講師が詳しく解説!
日時:2012年3月22日(木) 11:00~16:30
講座の内容
第1部 高分子の結晶化の基礎と速度・高次構造制御
【講座のポイント】
汎用プラスチックからスーパーエンプラに至るまで様々な結晶性高分子が利用されている。結晶性高分子の材料物性の向上には結晶高次構造制御が、加工性の向上には結晶化速度の制御が重要となる。
本講では、結晶性高分子を利用した材料設計に必要不可欠な結晶構造・高次構造、結晶成長機構、融解など高分子の結晶化に関する基礎的概念を習得できるようにする。それらの基礎的概念に基づいて、ポリオレフィンとポリエステルを例に挙げて高分子の結晶化機構や結晶高次構造の特徴について解説する。また、ポリマーブレンドやコンポジットなどによる結晶高次構造や結晶成長速度の制御の実例について紹介する。
【プログラム】
1.高分子の結晶化の基礎
1-2 高分子の結晶構造(単位格子)
1-3 高分子の結晶高次構造(ラメラ、球晶)
1-4 結晶の構造評価(偏光顕微鏡、光散乱、電子顕微鏡、広角・小角X線散乱)
1-5 結晶成長機構(核形成、ラメラの成長、温度や分子量依存性)
1-6 結晶の融解(化学構造と融点、ラメラサイズと融点、融点降下)
2.高分子の結晶化と高次構造
2-2 ポリエチレンの結晶高次構造の温度変化と熱可逆性
2-3 ポリプロピレンの配向・緩和と結晶化
2-4 ポリエステルの配向結晶化と微細ラメラの形成
3.ブレンド・コンポジットの結晶化速度と高次構造
3-2 非晶成分の排除と多様な結晶高次構造
3-3 液々相分離による結晶化の誘発と加速
3-4 相分離構造のサイズと結晶成長速度
3-5 コンポジットによる結晶化の加速と結晶高次構造
(質疑応答・名刺交換)
第2部 核剤・透明化剤の基礎と工業的利用
【講座のポイント】
核剤・透明化剤は微量の添加で大きな改善効果(力学特性の改良、特に弾性率、強度の向上や透明性の改良)が期待され、ポリマーそのものの改良と相まって、工業的/経済的に利用できる改良手法の一つと言えます。今回は核剤・透明化剤の機能発現に関わる基礎から工業的な応用例/実例までを、ポリオレフィンやポリエステルなどを中心に解説します。
【プログラム】
1.結晶化と核剤・透明化剤
1-2 高分子の結晶化と核剤・透明化剤
1-3 エピタキシー
1-4 核剤・透明化剤の作用とメリット
1-5 市販核剤・透明化剤の種類
2.核生成の理論と核剤・透明化剤
2-2 核剤・透明化剤のサイズの影響
2-3 核剤・透明化剤の結晶格子定数の影響(結晶格子の整合性)
3.核剤・透明化剤による材料特性の改善
3-2 透明性の改善
3-3 成形性・生産性の改善
3-4 ポリマー設計と透明化剤
3-5 その他の実用例
(質疑応答・名刺交換)
第3部 成形プロセス中の高分子の結晶化挙動解析
【講座のポイント】
高分子の溶融成形プロセスは温度変化と流動・変形を伴う複雑なプロセスである。このような場で起こる高次構造形成のメカニズムを、結晶化速度と冷却速度の関係、結晶化の発熱の影響、配向誘起結晶化と結晶化に伴う自発的配向形成、シシケバブ構造形成などの観点から解説する。
【プログラム】
1. 成形プロセス中の結晶化の基礎
1-1-1 準静的扱い-アブラミの式の非等温への拡張
1-1-2 結晶化潜熱の発生速度と冷却速度
1-1-3 準静的扱いの限界、核形成・成長
1-2 流動場での結晶化
1-2-1 流動場の分子配向形成(応力-光学則)
1-2-2 結晶化速度の配向度依存性
1-2-3 流動の記憶効果
1-2-4 シシケバブ構造形成
2. 成形プロセス中の結晶化の解析事例
2-1-1 巨視的パラメータ計測(温度計測、速度計測、直径計測、応力計測)
2-1-2 微視的パラメータ計測(複屈折計測、X線回折測定)
2-2 溶融紡糸過程の解析
2-2-1 温度測定による配向結晶化速度解析、
2-2-2 複屈折計測による結晶化挙動の推定
2-2-3 広角X線回折測定による結晶化挙動解析
2-3 フィルム成形過程の解析
2-3-1 一軸伸長過程・緩和過程の応力-複屈折同時計測
2-3-2 二軸伸長過程の応力-複屈折同時計測
2-3-3 逐次二軸伸長過程の高次構造形成
3.溶融成形過程の移動現象論と高次構造形成
3-2 高次構造形成を伴う系のモデル化
(熱収支、構成則への影響を考慮した解析)
4.まとめ-今後の発展への指針
(質疑応答・名刺交換)
破面解析手法を中心とした実用レベルの故障解析技術について解析事例を交えて解説!
破面解析手法を中心としたプラスチック成形品の故障解析技術と事例
日時:2012年3月30日(金) 13:00~16:30
【講座のポイント】
近年、金属代替の重要な機構部品かつ厳しい環境下で使用されるプラスチック(特にエンプラ)の成形品において、破損問題は全体の機能に大きな影響を与えるため、故障解析(破壊原因の調査)は極めて重要となっています。
故障解析の1つの手段として用いられる破面解析(フラクトグラフィー)は、以前から金属材料を中心に行われてきました。破面には破損に至る履歴が刻み込まれているので、原因究明の糸口として破面解析が有効となるからです。現在ではプラスチックに対しても応用されています。
本セミナーでは、破面解析手法を中心とした実用レベルの故障解析技術について解析事例を交えて解説します。
【受講対象者・レベル】
プラスチック製品の破損トラブルの解析(原因調査)や製品設計を行っている方(品質管理、試作評価、設計 等)
【プログラム】
1.破面解析の基本
2.破面解析の手順
2-2 破面解析手法
・破面解析の3つの要点(①起点の判断、②欠陥の有無確認、③破壊を及ぼした外力の判断)
3.標準破面について
・POM一般材料の破面(脆性、静的延性、疲労、クリープ、腐食劣化)
・その他材料の破面(PBT、PPS、ABS等)
4.SEM観察用試料作製および観察技術
5.解析事例と対策事例の紹介
5-2 成形的な不具合要因による破壊例
5-3 化学分析を必要とする解析(異物、劣化分析)
6.エッチングを用いた新しい破面解析手法(破面直下の高次構造観察)の紹介
7.その他の観察技術
[質疑応答・名刺交換]
難燃メカニズムのさらなる研究、高難燃効率を示す難燃系の開発、適正な評価技術、生産性の向上、加工時のトラブルの解消、規制動向などリクエストの多い内容を分かりやすく解説!
難燃剤、難燃化技術の最新の研究と評価試験法および難燃材料の成形加工技術
日時:2012年3月29日(木) 12:30~16:30
【講座のポイント】
難燃製品への要求は、単に規制に合格するだけでなく、製品性能の向上、成形加工性の向上、低コストへの要求など、要求性能が変化してきている。そこで、難燃メカニズムのさらなる研究、高難燃効率を示す難燃系の開発、適正な評価技術、生産性の向上、加工時のトラブルの解消といったテーマが強く要望されるようになってきている。
今回は、これらの要求に応えるべく、特に基本技術を振り返りながら、最近の研究動向を加えて解説する講習会を企画した。必ずや皆様の業務の追行に貢献できるものと考える。
【プログラム】
1.難燃規制の動向
1-1.環境安全規制
1-2.注目される製品規格
2.代表的な難燃製品に要求される性能
2-1.電気電子機器
2-2.建築
2-3.自動車
2-4.船舶
2-5.車両
3.難燃化メカニズムに関する最近の研究
3-1.気相、固相における難燃機構
3-2.相乗効果の可能性と難燃機構
3-3.アンチモン代替難燃系と難燃機構
3-4.最近の難燃メカニズムの研究
4.難燃剤、難燃系の種類と特徴
4-1.ハロゲン系
4-2.無機系
4-3.りん化合物
4-4.窒素系
4-5.P・N系
4-6.その他
5.高難燃効率を示す難燃系
5-1.ハロゲン系+金属酸化物系
5-2.Intumescent系
5-3.縮合りん酸エステル系
5-4.フォスフィン酸金属塩系
5-5.ナノコンポジット系
5-6.無機系難燃剤系
6.難燃性試験方法の種類、試験法のポイント
6-1.UL燃焼試験、コーンカロリーメーター試験、その他
6-2.試験データの変動を抑えるポイント
6-3.難燃メカニズムの評価方法
7.難燃コンパウンド製造技術
(製造設備とコンパウンド技術のポイント)
8.難燃剤料成形加工
8-1.成形加工設備(押出、射出成形)と加工技術のポイント
8-2.実際の加工時のトラブル対策
【質疑応答・名刺交換・個別相談】
機器・構造物の損傷原因である金属疲労について、そのメカニズムを理解し、疲労寿命や強度設計法を、改善事例から修得し、信頼性の高い製品つくりに活かそう!
材料力学の基礎と事例で学ぶ機器強度・寿命設計講座 ~演習付~
日時:2012年2月29日(水) 10:30~17:30
【受講対象】
【予備知識】
【修得知識】
・設計で良く用いる実用的な計算式の適用例について
・代表的構造部材疲労強度や予防保全法、寿命増大法、多数の強度改善構造例
・応力集中部や溶接継手の設計基準と維持基準運用
※講師作成の事故事例・資料を集録したDVDを当日お渡し致します
【持参品】
【講師の言葉】
【プログラム】
Ⅰ.材料力学の基礎
2.変形とひずみ
3.はりの曲げ応力と変形
4.塑性崩壊の条件
5.内圧を受ける容器,配管
6.切欠きによる応力集中
7.自由系の振動
8.はりの座屈
9.組合わせ応力での破損条件
10.ひずみゲージによる実働応力測定法
Ⅱ.事故に学ぶ材料強度
2.破損事故からの教訓,技術者倫理
Ⅲ.機械・構造物の疲労寿命
2.疲労限度のメカニズム
3.各種因子の影響
4.構造部材の疲労と強度・寿命の設計法
5.溶接継手
6.ボルト締結部
7.低サイクル疲労
8.はんだ接続部の熱疲労
9.疲労強度増大法
Ⅳ.疲労強度改善構造の実例
2.力の流れを滑らかにする構造
3.各部の荷重負担を均一にする構造
4.形状不連続部の曲率半径Rを大きくする方法
5.応力集中部を高応力域に設置しない方法
6.板へ面外力が作用する場合の構造
7.熱変形を拘束しない構造
Ⅴ.破壊力学の入門と適用例
2.応力拡大係数の値
3.疲労き裂進展速度と進展下限界値
4.溶接継手不溶着ルートへの適用
5.微小欠陥を有する部材への適用
Ⅴ.構造強度設計の方法
2.応力集中部の疲労設計法
3.溶接継手の疲労設計法
4.溶接継手の疲労強度改善法
5.高温強度設計法
6.各種形状の応力解析解と材料強度データ集
・演習例題と解答
基礎から特性評価、トラブルシューティングまで最新の事例を交えて解説する特別セミナー!
日時:2012年2月27日(月)10:30~17:30
【受講対象】
【修得知識】
・トライボ材料の開発に係る基礎知識
・トライボロジーに起因するトラブルシューティングの基礎知識
【講師の言葉】
【プログラム】
Ⅰ.トライボロジーとは
2.トライボロジー関連技術
3.地球環境問題とトライボロジー
Ⅱ.トライボロジーにおける表面と接触
2.表面性状
3.固体接触の問題
Ⅲ.摩擦の基礎
2.摩擦の形態
Ⅳ.摩耗の基礎
2.摩耗のメカニズム
3.摩耗対策
Ⅴ.潤滑
2.境界潤滑
3.流体潤滑
4.弾性流体潤滑
Ⅵ.トライボロジー特性評価
2.ラボ試験と実機との相関
Ⅶ.トライボ表面の物性評価と機器分析
a.ナノインデンテーションとスクラッチ
2.形状計測
3.機器分析
Ⅷ.表面改質
2.トライボロジー特性改善のための表面改質
3.具体例
a.ダイヤモンドライクカーボン
b.表面テクスチャリング
Ⅸ.まとめ
900度以上の環境下でも耐えうるコーティング技術の、粒子付着の原理・メカニズムやスプレーパラメータによる皮膜形態など基礎を学び、製品開発、応用に活かそう!
日時:2012年2月27日(月) 10:30~17:30
【受講対象】
・表面改質技術の研究・開発に従事する研究者・技術者
・耐腐食・耐酸化性コーティングに興味のある研究者・技術者
・耐摩耗コーティングに興味のある研究者・技術者
・厚膜の形成、成形に興味のある研究者・技術者
【予備知識】
【修得知識】
【講師の言葉】
【プログラム】
Ⅰ.コールドスプレーの基礎
2.コールドスプレー装置(低圧型・高圧型)
3.コールドスプレー粒子付着メカニズム
Ⅱ.低圧型コールドスプレー(CS)
2.低圧型CS皮膜の強度
3.低圧型CS皮膜への熱処理の効果
Ⅲ.高圧型コールドスプレー
2.高圧CSで成膜可能な材料
3.高圧CS成膜事例
4.高圧CS皮膜に対する熱処理の効果
Ⅳ.CSの可能性
2.セラミックス粒子成膜への応用
ゴムの有用性を理解しいろいろな分野で材料として使えるようになるための知識を習得!
初歩から学ぶゴム材料:材料設計の基礎から疲労と劣化の予測まで
日時:2012年2月23日(木) 10:30~17:30
【受講対象】
・ゴム材料の設計と製造管理ができるようになりたい方
・新規機能性ゴム材料に関心のある方
【予備知識】
【修得知識】
・ゴムに適した高分子物質
・ゴム材料の基本構造と物性の関係
・ゴム材料の疲労および老化の原因とそれらのトラブル対策
【講師の言葉】
本セミナーでは、高分子物質の基本特性とゴムとの関係からスタートし、省燃費タイヤの設計概念などゴム材料の実際やこれからのゴム材料に関してわかりやすく解説する。
【プログラム】
Ⅰ.高分子物質とゴムとの関係
2.高分子鎖の状態
3.ゴムの特性と高分子鎖
4.プラスチックとゴム
5.ゴムとして使用されている高分子物質
Ⅱ.ゴム材料の基本構造と物性
2.マトリックス相の構造とその制御
3.分散相の構造とその制御
4.マトリックス相の構造が物性に与える効果
5.分散相の構造が物性に与える効果
Ⅲ.ニーズに応えるゴム材料設計の基本
2.充てん剤の選択
3.助剤の選択
4.架橋法の選択
5.加工法の選択
Ⅳ.疲労と劣化
2.材料の構造との関係
3.外部刺激との関係
4.寿命予測
5.耐性について
Ⅴ.新規ゴム材料に対する考え方
2.加工の省エネルギー化
3.生ゴムの分子鎖設計に対する考え方
4.産業資材と生体材料としてのゴム材料
5.自然とのかかわり
Ⅵ.質疑応答
FRPの損傷・破壊機構と自己修復機能や強化繊維とマトリックス間の界面剥離を自己修復する複合材料開発を詳解!
日時:2012年3月9日(金) 12:30~16:30
【受講対象】
【習得できる知識】
・高分子系複合材料の損傷・破壊機構と微視構造との関連性
・自己修復機能を有する高分子系複合材料の国内外の開発状況と問題点
【講座のポイント】
【プログラム】
1.はじめに
2.高分子系複合材料の分類・特性と応用分野
2-2.損傷・破壊機構の分類と特性への影響
2-3.応用分野と要求特性
2-4.ナノ複合化技術と高分子系ナノ複合材料の開発動向
3.織物ガラス/エポキシ積層材料の損傷・破壊特性評価
3-2.損傷発生・進展のクライテリオン
3-3.破壊力学パラメータの評価方法
3-4.損傷進展シミュレーション結果と実験結果との比較
4.高分子系ナノ複合材料の弾性特性予測と損傷特性評価
4-2.ユニットセルモデルの構築法
4-3.平均化された弾性特性の推定法
4-4.損傷進展シミュレーションと破壊強度の予測
5.高分子材料の自己修復機構
5-2.高分子系複合材料への適用時の問題点
6.自己修復性を有する高分子系複合材料の開発動向
6-2.マイクロカプセルに液体の修復剤を閉じ込める手法
6-3.毛細血管(microvascular)ネットワークを用いる手法
6-4.マトリックスに固体の修復剤を分散させる手法
6-5.形状記憶合金を用いる手法
6-6.Diels-Alder反応を利用する手法
7.界面剥離自己修復性を有する高分子系複合材料の開発
7-2.強度回復効果の検証
7-3.強度回復効果向上のための微視構造最適化
7-4.マイクロカプセル剥離シミュレーション
7-5.界面剥離自己修復性を有する複合材料中の損傷進展シミュレーション
8.おわりに
【質疑応答・名刺交換】
キーワード:高分子,複合材料,自己修復,スマートマテリアル,界面剥離,講義,講習会
ハイサイクル成形のための材料、射出成形機、製品設計・金型設計、型内同時二次加工射出成形技術を詳解!
日時:2012年2月28日(火) 12:30~16:30
【受講対象】
樹脂メーカー、成形メーカー、ユーザなどで射出成形に関係する技術者
【習得できる知識】
射出成形におけるサイクル短縮、後加工を含めた工程短縮に関する技術を取得できる
【講座のポイント】
射出成形において、海外製品に対する競争力強化のため生産性向上と同時に高品質化が求められている。導光板、微細コネクター、DVD基板、医療器具などの薄肉成形品では、サイクル短縮と品質向上が進められている。また、新しい成形システムの適用によってサイクルを短縮する製品開発も活発化している。一方、これまで後加工によっていた二次加工を射出成形工程で同時に行う工法も開発され、工程の合理化と品質の安定化に寄与している。
本講では、これらの技術全般についてサイクル短縮や工程短縮に関する諸技術について解説する。
【プログラム】
1.薄肉成形品のサイクル短縮
1-1.薄肉成形用材料
1-2.射出成形機
1-3.成形品設計
1-4.金型設計
2.中・厚肉成形品のサイクル短縮
2-1.ガスアシスト成形
2-2.超臨界流体成形
2-3.光学レンズ成形
2-4.型搬送成形
3.二次加工を含めた工程短縮
3-1.型内接着成形
3-2.型内接合成形
3-3.フィルムインサート成形
3-4.型内コーティング成形
3-5.オンラインメタライジング成形
【質疑応答・名刺交換・個別相談】
キーワード:プラスチック,高分子,射出成形,サイクル,工程,短縮,同時成形,セミナー,講習会
ウェブの搬送・巻取り過程におけるトラブルについて、経験や知見を概観し、最近のシミュレーションによって得られた新知見をもとに、トラブルの原因とその低減法について、わかりやすく解説!
―最近のシミュレーション結果から―
日時:2012年3月30日(金) 10:30~16:30
【講座のポイント】
フィルムや連続紙などウェブの製造工程は、長い経験の積み重ねと技術の進歩により工業的にはほぼ確立されている。しかしながら、製造ラインの高速化、ウェブの広幅化・薄膜化、ウェブ材質の多様化など新たな要求に対応しようとすると、搬送過程においてはウェブのスキューや折れしわ、巻取り過程においてはロールの巻きずれや巻取り欠陥などがしばしば発生する。
本講座では、ウェブの搬送・巻取り過程におけるトラブルのいくつかについて、これまでの経験や知見を概観するとともに、最近シミュレーションによって得られた新知見をもとに、こうしたトラブルの原因とその低減法について、わかりやすく解説する。
説明にはシミュレーションによる動画を用い、理解を深める。
【プログラム】
1.ウェブハンドリング
1-1.ウェブとは
1-2.ウェブハンドリングにおけるトラブル(技術課題)
2.ウェブ搬送に関するこれまでの知見
2-1.ウェブの走行特性
2-2.スリップ
2-3.スキュー防止
2-4.折れしわ発生
3.ウェブ巻取りに関するこれまでの知見
3-1.巻取り欠陥
3-2.ロールの内部応力計算法
4.ローラの傾きによるウェブのスキューシミュレーション
4-1.シミュレーション結果(含む動画)
4-2.スキューメカニズム
4-3.スキューに影響を及ぼす因子とスキュー低減策
5.ウェブの折れしわシミュレーション
5-1.シミュレーション結果(含む動画)
5-2.折れしわ発生メカニズム
5-3.折れしわに影響を及ぼす因子と折れしわ低減策
6.ウェブの2次元巻取りシミュレーションとロールの内部応力分布
6-1.Hakielの結果との比較
6-2.層間すべりの影響
6-3.巻取り開始部の影響
6-4.コア弾性の影響
7.ローラの傾きによるウェブのスキューシミュレーション
7-1.蛇行巻取り(含む動画)
7-2.蛇行巻取りのメカニズム
【質疑応答・名刺交換・個別相談】
自動車、携帯電話など様々な分野で応用が進むプラスチック表面加飾技術の動向、課題、展望を3名の講師が語る!またフィルムインサート成形とTOM工法については、さらに詳しく解説を加える!
日時:2012年3月9日(金) 10:30~16:00
第1部 プラスチック加飾技術の最新動向と今後の展望
【講座のポイント】
プラスチックは各種特徴があるすばらしい素材であるが、通常の成形だけでは、安っぽく見える、冷たい感じがするなどの課題があり、これを解決する手段として「加飾」が注目されている。
その中でも最近は、ソフト感を付与する「ソフトフィール加飾」や少量・多品種対応にも適している「二次加飾」、特別な表面層を付与しない加飾として「ヒート&クールによる加飾」、ならびに「構造色加飾」等の注目度が高くなっている。
本講演では、非常に広範囲の加飾技術の中で、「IPF2011における加飾関連情報」を含め、最近国内外で動きの見られる加飾技術に的を絞って、その技術動向を多くのサンプルを提示し、実例をあげて解説する。また、今後の展望を示す。
【プログラム】
1.はじめに
2.IPF2011での展示概要 ~IPF2011で何が注目されたのか~
2-2 一次加飾概要
2-3 ヒート&クール概要
2-4 二次加飾概要
3.フィルム貼合・転写成形
3-1-1 加飾フィルム状況
3-1-2 加飾フィルムの意匠表現
3-2 成形方法
3-2-1 インモールド成形
3-2-2 オーバーレイ成形 ~国内外で展開が進む~
3-2-2-1 TOM
3-2-2-2 熱板式減圧被覆成形
3-2-2-3 RCC転写
3-2-2-4 三次曲面昇華転写
3-2-3 三次元曲面ホットスタンプ、ロール式ホットスタンプ
4.ヒート&クール
4-2 主要な個別技術の状況 ~外観改良から加飾へと進展~
4-2-1 3Dウエルドレス クライアント
4-2-2 主要サイクル加熱、冷却
4-2-2-1 三菱アクティブ温調
4-2-2-2 emCo SystemとHeaCo System
4-2-2-3 その他
4-2-3 主要ヒーター加熱 ~サイクル加熱と異なる特徴が~
4-2-3-1 Y-Heatウエルドレス成形
4-2-3-2 SGウエルドレス
4-2-3-3 E-MOLD
4-2-3-4 その他
4-2-4 電磁誘導加熱
4-2-5 レーザー加熱
5.ソフトフィール加飾 ~注目されるソフトフィーフ~
5-2 シボによるソフトフィール
5-3 コーティングフィルムによるソフトフィール
5-4 塗装によるソフトフィール
6.意匠性フィラー加飾 ~ヒート&クールとの組合せで適用範囲が拡大か~
6-2 意匠性フィラー着色例
7.構造色加飾 ~着色材を必要としない構造色加飾~
7-2 構造色加飾
7-3 多層構造色フィルムによる加飾
7-4 多層蒸着による加飾
7-5 構造色コートフィラーによる加飾
7-6 その他
8.直接印刷
8-1-1 LEDインクジェット印刷
8-1-2 MOLD JET
8-1-3 Jet-line
8-2 三次元曲面印刷 ~少量多品種対応に優れた三次元曲面印刷~
9.製膜システム
9-2 射出成形直後の製膜 ~“1.5次加飾“として注目~
10.その他
10-2 ツインブローシステム
11.今後の展望
(質疑応答・名刺交換)
第2部 プラスチックの塗装と塗装代替えフィルムの適用
【プログラム】
1.プラスチックの塗装
1-2 塗料の種類と塗装方法
1-3 必要特性
2.ポリウレタン塗装とプラスチックへの適用
2-2 プライマーの必要性
2-3 ベースコート
2-4 トップコート
3.フィルムへの塗装適用
3-2 種類と機能
4.塗装フイルムの内容
4-2 特性
5.フィルムの適用方法
5-2 フィルムインサート
5-3 その他
6.今後の方向性
(質疑応答・名刺交換)
第3部 TOM工法によるプラスチック表面への加飾技術
【講座のポイント】
従来の真空成形を発展させた次世代成形技術を活用した「TOM工法」の解説と実用例の紹介および今後の展望についてお話しします。
【プログラム】
1.真空・圧空成形概論
2.次世代成形(Next Generation Forming)の開発
3.いろいろな三次元加飾工法の特徴
4.「TOM工法」の原理とプロセス
5.発展する「TOM工法」と実用化例
6.「TOM工法」における課題とSolution
(質疑応答・名刺交換)
実際に世界に先駆けポリ乳酸の20年以上に渡る基礎・応用研究から技術・事業開発までを成し遂げた実績のある講師(高分子学会フェロー)による渾身のセミナー!
バイオプラスチック“ポリ乳酸”の基礎・応用研究から最新技術開発動向2012
日時:2012年3月5日(月) 12:30~16:30
【講座のポイント】
近年における地球環境・資源問題の中で、既存の石油系プラスチックにとって代わる新しい次世代バイオプラスチックが注目されています。しかしながら、数あるバイオプラスチックの素材・技術の中でも技術開発に成功し、事業化にまで到るものは極めて限られています。その成否を分けるものは一体何なのでしょうかか?
それは技術に対する透徹した洞察力や厳しい原価(コスト)意識、そしてそれらを推進する非凡な技術者マインドとキラリと光る事業化戦略であろうと思われます。
本講座は単に最新の技術開発動向を紹介するだけでなく、実際に世界に先駆けポリ乳酸の20年以上に渡る基礎・応用研究から技術・事業開発までを成し遂げた実績のある講師(高分子学会フェロー)による渾身のセミナーです。もし、貴方(貴社)が技術・事業開発に確信が持てないのなら、一度日頃の思いを思い切り講師にぶつけてみませんか!
【プログラム】
第1部 ポリ乳酸の基本特性と最新技術開発動向
・ポリ乳酸の分解制御機構…生分解性と耐久性の両立は可能か?
・ポリ乳酸は本当に環境に優しいのか?…LCA手法による客観的・定量的評価
・ポリ乳酸の耐熱性、耐久性、耐衝撃性はどのようにして改良されたのか?
・ポリ乳酸の現状と残された技術的課題とは何か?
・ポリ乳酸の耐熱性を高める上で、融点と結晶化速度はどちらが重要か?
・ポリ乳酸の結晶化速度を支配するものは何か?…高L組成ポリ乳酸の結晶化挙動
・ポリ乳酸の成形加工技術(押出、射出、真空・圧空、発泡、ブロー)の現状とは?
・ポリ乳酸はどのような製品、用途分野で実用化されているか?
・将来、ポリ乳酸が置き換えうるのは既存石油系プラスチックのどれか?
・ポリ乳酸のコスト(樹脂価格、加工コスト)はどこまで下がっているのか?
・ポリ乳酸に続く有望なバイオプラスチックは何か?それらの原料は?
第2部 技術者に求められる資質と能力とは?
・陽のあたる所に群がるな!先覚者はいつの世もマイノリティ!
・もう一つの専門領域を持て、ビジネスチャンスは学(業)際領域にある!?
・一流会社にいることに意味があるのではなく、一流の仕事をすることに意味がある!
・社内向きではなく、社外に向かって仕事ができるか?
・あなたは戦う前から敗北主義に陥っていないか?
・科学者としての観察力、審美眼、洞察力、そして展開力とは?
・あなたのコスト・原価意識は正常に機能しているか?
・成功者が具備する運・鈍・根とは?
・研究者・技術者としての敏感力と鈍感力、どちらが重要か?
第3部 基礎・応用研究から技術・事業開発において克服すべき諸問題
・科学技術の下流化・・・まやかしや自己満足からの脱却
・技術・事業開発における「死の谷」、そして「ダーウィンの海」とは?
第4部 ポリ乳酸製品事業成功例に見るきらりと光る事業化戦略
・はじめに卓越したデザイン戦略ありき(産官連携)
・地場産業企業群の技術力の結集(織り、プリーツ加工から染色まで)
・単なる一加工メーカーからの脱却と川下(最終製品)指向
・したたかな販売戦略(国内外の超有名美術館、セレクトショップでの販売)
第5部 何でもありのフリー・ディスカッション
・巷に溢れる玉石混交の情報の中で、一体何が本当で本命なの?
・ステレオ・コンプレックス型ポリ乳酸は、本当に有望なの?
【質疑応答・名刺交換】
カーボン・ガラス・アラミド、マトリックスはPA66・PA6・PA12・PP・TPU・PPS等を中心に、特性や基礎的な成形方法を解説!
~60秒で成形できるCFRTP~
日時:2012年3月19日(月) 10:30~16:30
【講座のポイント】
軽量化・高強度は、どの分野でも求められている最先端技術です。炭素繊維複合材料のCFRPやGFRPは、有効な解決方法の1つではありますが、熱硬化性のため成形サイクルが非常に長いです。新素材である連続繊維熱可塑プラスチックのCFRTPやGFRTP は、成形サイクルが60秒です。この新素材は、有機の板金材料と呼ばれており、従来のプレス技術の応用で60秒成形を可能にします。さらに、プレス成形と射出成形をonestepで行うハイブリッド成形へ進化している。
連続繊維熱可塑プラスチックは、軽量でリサイクル可能な大量生産に適した新素材です。海外では、すでに自動車・航空機・スポーツ用品等に実用化が進んでおり、国内での成形技術の確立が急務です。繊維は、カーボン・ガラス・アラミド、マトリックスはPA66・PA6・PA12・PP・TPU・PPS等を中心に、特性や基礎的な成形方法を解説するとともに、成形の問題点や将来の可能性について皆様との意見交換を通じてこれからのグローバルな技術開発競争に、勝ち抜くヒントになれば幸いです。
【受講対象者・レベル】
軽量化・高強度・大量生産を求める方
熱硬化性CFRPの経験のない方
プラスチック技術経験のない板金技術者
射出成形技術者
自動車・航空・宇宙・情報・通信機器・スポーツ用品・装具などの関連企業の方
【プログラム】
1.複合材とは?
2.熱可塑性と熱硬化性の違い
2-2 熱可塑性
3.連続繊維熱可塑材料の種類
3-2 材料の特徴
4.TEPEXの成形サイクルは60秒
4-2 識別方法
5.成形方法
5-2 プレス成形
5-3 Folding
5-4 Welding
5-5 In-situ成形
5-5 圧縮成形
5-6 ハイブリッド成形
6.成形のポイント
6-2 繊維の流れ
6-3 型
7.用途事例
7-2 中国・韓国
7-3 欧米
7-4 プロテクター
7-5 スポーツ用品
7-6 自動車
7-7 航空機
7-8 その他
8.成形映像
8-2 ハイブリッド成形
8-3 その他成形
9.まとめ
9-2 今後の展開と課題
10.質疑応答
日常、現場で生まれている問題点を挙げ、その解決法を実際の製造現場から見た主な事例を具体的に示し、Q&Aを交えながら対策を考えていく!
日時:2012年2月27日(月) 10:30~16:30
【講座のポイント】
ラミネーティング(積層)技術は、材料と材料とを貼合わせる技術である。
この加工技術には接着剤を介して貼合わせる方法と溶融樹脂を介して貼り合わせる方法に大きく分けられる。そこには現場でしか見えてこないノウハウ、また製品をいかにロス少なく作り上げる「モノづくり」力が多く潜んでいる。
日常、そこで生まれている問題点を挙げ、その解決法を実際の製造現場から見た主な事例を具体的に示し、Q&Aを交えながら対策を考えていく。
ラミネート加工技術の中身をもう少しのぞいてみたいと考えている方々、インキ・接着剤・原料樹脂関係、加工現場、品質管理、検査、設備、包装設計関連の方々に参加いただき業務のお役に立てれば幸いです。
【プログラム】
1.ホットメルト・ウェット・サーマルラミネーションでの主なトラブル事例対策
1-2 ウェット・ラミネーション
1-3 サーマル・ラミナーション
Q&A
2.ノンソルベント・ラミネーションでのトラブル事例対策
2-2トンネリング、カール
2-3 巻き芯シワ
2-4 接着剤供給装置と洗浄
Q&A
3.ドライ・ラミネーションでのトラブル事例対策
3-2 ドクター筋、カスレ
3-3 ラミ加工中の縦折ジワ
3-4 巻締まりシワ
3-5 印刷縦柄製品の巻締まりシワ
3-6 ラミニップ部でのシワ、熱ジワ
3-7 接着剤の反応と種類および接着強度
3-8 ハイソリッド接着剤の加工での問題点
Q&A
4.押出コーティング・ラミネーションでのトラブル事例対策
4-2 耳のトリミング
4-3 工程内での印刷ピッチ調整
4-4 カール対策
4-5 原料樹脂交換( PE、EVA、PP、EAA、EMAA、アイオノマー )
4-6 押出ラミネーションでのオゾン処理効果
4-7 ノーアンカーコート押出コーティングの有効性
Q&A
5.共押出コーティング・ラミネーションでのトラブル事例対策
5-2 フィードブロックによる厚み調整
5-2-1ベンとピンによる厚み調整
5-2-2 コンバイニング・アダプター による厚み調整
5-3 共押出装置と主な構成と問題点
Q&A
6.ラミネート加工前後の主なトラブル事例対策
6-2 残留溶剤トラブル対策
6-3 各工程での歩留まり対策
6-4 ラミ前印刷原反の巻き芯シワ対策
6-5 ラミネート後のエージング(保温)
6-6 静電気、帯電防止
6-7 ヒートシール強度
6-8 耐内容物適性
Q&A
(名刺交換など)
代表的な熱可塑性プラスチックと繊維強化プラスチックを対象にして、衝撃試験法、衝撃特性の評価法、および評価結果について詳しく解説する!
熱可塑性プラスチックと繊維強化プラスチックの低速/高速衝撃特性
日時:2012年2月22日(水) 13:00~16:30
【講座のポイント】
自動車の燃費向上に直結する車体の軽量化を目的に、構造パーツ/部品等への熱可塑性プラスチックや繊維強化プラスチック(FRP)の適用が期待されている。これらのプラスチック系材料を構造用部材として使用するには、それらの力学特性(機械特性)、とくに高速で走行する自動車の場合は、衝突安全性に関与する衝撃特性を把握しておくことが重要である。
ここでは、代表的な熱可塑性プラスチックと繊維強化プラスチックを対象にして、衝撃試験法、衝撃特性の評価法、および評価結果を紹介する。本セミナーを受講することによって、従来あまり知られていない高速衝撃負荷下でのプラスチック系材料の破壊挙動や高速衝撃特性、さらには低速衝撃特性と高速衝撃特性の相関性についても学習できる。
【プログラム】
1.序論
1-2 熱可塑性プラスチックの特徴と特性
1-3 繊維強化プラスチックの特徴と特性
2.衝撃試験法と衝撃特性の評価法
2-2 低速衝撃特性の評価項目と評価式
2-3 高速衝撃試験
2-4 高速衝撃特性の評価項目と評価式
3.熱可塑性プラスチックの衝撃特性
3-2 シャルピー吸収エネルギー(衝撃値)
3-3 高速衝撃貫通破壊の様相
3-4 損失エネルギー、エネルギー吸収率、貫通限界速度、etc.
4.繊維強化プラスチックの衝撃特性
4-2 シャルピー吸収エネルギー(衝撃値)
4-3 高速衝撃貫通破壊の様相
4-4 損失エネルギー、エネルギー吸収率、貫通限界速度、etc.
5.まとめ
【質疑応答・名刺交換・個別相談】
構造材料や電子材料に多用されるエポキシ樹脂およびその複合材料に関し、強靭化や繰り返し応力下の耐疲労性を向上させる技術について、物性発現メカニズムとともに解説!
日時:2012年1月31日(火) 12:30~16:15
第1部 エポキシ樹脂の分子構造と高機能化
【プログラム】
1.分子構造と特性の関係を理解する重要性
2.樹脂性状値 (軟化点と粘度)
2-2 骨格の剛直/柔軟性の影響
2-3 水素結合の影響
3.硬化特性
3-2 エポキシ其濃度の影響
3-3 官能基数(核体数)の影響
3-4 水酸基の影響
3-5 末端不純物基の影響
4.耐熱性(ガラス転移温度)
4-2 エポキシ基濃度の影響
4-3 官能基数(核体数)の影響
4-4 硬化速度の影響
5.吸湿性
5-2 水酸基以外の親水性基の影響
5-3 自由体積の影響
6.電気特性(誘電特性)
7.難燃性
【質疑応答・名刺交換】
第2部 エポキシ樹脂の強靭化と耐疲労性向上
【講座のポイント】
構造材料や電子材料に多用されるエポキシ樹脂およびその複合材料に関し、強靭化や繰り返し応力下の耐疲労性を向上させる技術について、物性発現メカニズムとともに解説する。
【受講対象者・レベル】
エポキシ樹脂配合技術に携わる研究者、技術者など。
【プログラム】
1.プラスチックの破壊力学概論
1-2 応力拡大係数、破壊靭性と臨界ひずみエネルギー解放率
1-3 プラスチックの破壊靭性
2.エポキシ樹脂の強靭化と物性発現メカニズム
2-2 熱可塑性樹脂による強靭化のメカニズム
2-3 無機フィラーによる強靭化のメカニズム
3.エポキシ樹脂の疲労
3-2 エラストマーによる強靭化と耐疲労性
3-3 熱可塑性樹脂による強靭化と耐疲労性
【質疑応答・名刺交換】
機械構造物の信頼性評価に関わる知識を学ぶ!実際のひずみゲージを利用した実験や演習を通して、応力・ひずみを深く理解して、実務に必須な知識を身につけよう!
日時:2012年2月3日(金) 10:30~17:30
【受講対象】
・主に入社5年以内の若手技術者を対象としており、学校で学んだ知識を再確認および再構築して、技術者として製造現場での設計や技術開発に役立てていただきたいと考えております。
【予備知識】
・特に必要ありません。基礎的な事項から丁寧に説明します。
【修得知識】
・応力・ひずみ計測で必要な基礎事項(材料の機械的性質、破壊現象、熱処理・加工技術と残留応力など)から最新の計測技術および適用例まで幅広い知識を習得することができます。また、計測技術(ひずみゲージ法)について実習を通して学ぶことができます。
【講師の言葉】
応力・ひずみ計測は機械設計や製品信頼性の評価において重要かつ必要不可欠な技術ですが、その背景には、材料の種類、機械的性質、熱処理方法ならびに加工技術などの幅広い知識が要求されます。
本講義では、応力・ひずみ計測で必要な基礎知識と最新の応力・ひずみ計測技術とその適用例をコンパクトにまとめて、受講者に体系的に習得していただくことを目的としています。また、製品や製造現場における実例や問題演習を交えながら講義を行い、学んだ知識が現場でどのように利用されているか確認します。
最後に、ひずみゲージ法による測定実習によって講義に対する理解を深めていただきます。
【プログラム】
Ⅰ.機械設計における応力・ひずみ解析の意義
Ⅱ.機械材料の機械的性質
1.応力・ひずみとは?
2.応力-ひずみ線図の読み方
3.材料力学による応力・ひずみの算出
4.破壊と応力・ひずみ
Ⅲ.機械構造物の信頼性に関わる残留応力とその測定方法
1.残留応力とは?
2.残留応力の発生原因
3.信頼性に及ぼす影響
4.残留応力の測定方法
Ⅳ.応力・ひずみ計測技術と適用例の紹介
1.ひずみゲージ法
2.X線回折法
3.高エネルギーX線
4.中性子回折
Ⅴ.ひずみゲージ法による計測実習
表面・界面の制御法からぬれ性などの表面処理・しわ加工などの微細加工技術やグラフェンへの応用までを詳解!!
~ぬれ性・接着性向上、材料表面の微細加工技術、グラフェンへの応用~
日時:2012年3月29日(木) 12:30~16:30
【受講対象】
高分子・ゴム材料、特に表面処理や微細加工を扱う若手並びに熟練技術者・研究者を対象とするが、特に特別な専門知識を必要としない。
【習得できる知識】
・表面・界面の性質
・種々の材料表面の処理法や加工技術の基礎
・バイオミメティック(生物模倣)要素を取り入れた材料開発
・最先端材料グラフェンの表面処理など
【講座のポイント】
材料設計を行う上で、表面や界面の性質はその材料特性に大きく反映されます。
本セミナーでは、表面・界面の基礎的性質からその制御法などを解説します。また、バイオミメティック要素を取り入れた表面処理(特に濡れや接着)から微細加工技術、最先端材料のグラフェンへの応用等幅広く説明します。
【プログラム】
1.表面・界面の特異性
1-2.表面張力・界面張力の測定法
1-3.界面活性の特性
1-4.界面活性剤の応用、ゲル
2.様々な表面処理法とその解析手段
2-2.ウエットプロセスよる表面処理
2-3.種々の表面解析法
3.微細加工技術
3-2.ボトムアップによる微細加工
4.バイオミメティック技術に基づく材料設計
4-2.しわ加工による最新微細加工技術
5.グラフェンの表面処理と展望
5-2.グラフェンの化学的処理と応用
5-3.グラフェンの展望
【質疑応答・名刺交換・個別相談】
キーワード:表面,界面,ぬれ,接着,バイオミメティクス,グラフェン,微細加工,しわ加工,講習会,セミナー
ポリマー/クレイ系ナノ複合材料の構造制御・調整法・成型技術から軽量・高剛性・導電性・高耐火性など高機能付与技術を詳述!
日時:2012年3月16日(金) 12:30~16:30
【講座のポイント】
【プログラム】
1.はじめに
2.ナノ構造制御法
2-2.インターカレーションの実際とその解釈
3. 新しいナノコンポジットの調製方法
4.ナノフィラーとネットワーク構造の重要性
5.超微細発泡成形と3D多孔体
6.Rapid Manufacturingへの展開
7.FEMによるナノコンポジット力学の解釈
8.中空球状ナノ粒子の応用
9.VAMAS TWA-PCN
10.展望
【質疑応答・名刺交換・個別相談】
超臨界流体を高分子材料の反応への利用を開発技術中心に詳説する!
日時:2012年2月24日(金) 12:30~16:30
【受講対象】
化学薬品製造、高分子材料製造技術者・研究者
【習得できる知識】
超臨界二酸化炭素の機能の利用技術
【講座のポイント】
無尽蔵にあるCO2を原料または有機溶媒代替とする利用技術は21世紀の新たなものづくり手法の創生となりうる。超臨界CO2は臨界条件が穏やかであるため、カフェインの抽出等にすでに工業的利用がなされているが、化学反応での利用は極めて少ない。しかしながら超臨界流体の機能をうまく利用すると、有機溶媒中の反応よりはるかに効率の良い結果がしばしば得られる。特に、固体のポリマーを超臨界CO2中で取り扱うと、その浸透性、溶解性の機能のために反応剤がポリマーの奥深く浸透し効率よく反応させることができる。本講演では開発技術を中心に、その機能の利用方法について解説する。
【プログラム】
1.超臨界流体の利用
1-2.超臨界流体とは
1.3.超臨界流体の工業的利用例
2.超臨界流体を用いた最近の応用研究
2-2.微粒子、材料加工
2-3.反応、環境技術
3.超臨界二酸化炭素を原料とした有機反応―CO2固定化―
3-2.カーボネート合成
3-3.触媒的CO2固定
4.超臨界二酸化炭素を媒体とした有機反応
4-2.環境調和型エステル合成
4-3.ポリ乳酸のリサイクル
5.超臨界二酸化炭素を媒体としたポリオレフィンのケミカルリサイクル
5-2.ポリプロピレンから精密化学原料の立体選択的合成
6.超臨界二酸化炭素を媒体とした架橋ポリエチレンの熱可塑化
6-2. H2O2による架橋部の選択的酸化
6-3. O2による架橋部の選択的酸化
7.開発技術の展開
7-2.高純度オゾンを用いた新規オゾン酸化
8.超臨界二酸化炭素を用いる簡易反応装置
8-2.簡易溶解度測定法
(質疑応答・名刺交換・個別相談)
基本的な合成法や物性を述べて、ポリイミドの最も重要な性質の一つである耐熱性につき、詳細に解説する。また、熱可塑性ポリイミド、熱硬化性ポリイミド、可溶性ポリイミド、透明ポリイミドなどにつき、具体例を示しながら分子設計の指針を述べる!
【講座のポイント】
代表的な耐熱性高分子であるポリイミドは酸無水物とジアミンとから比較的容易に合成できる高分子である。モノマーの多様性から分子設計の自由度が高い。そのため、従来のニーズに加え、新しいニーズに応えられる新規なポリイミドも合成されており、用途の多様性と需要は益々大きくなっている。
本講演では、まずポリイミドの基礎として、高分子材料中でのポリイミドの位置づけ、基本的な合成法や物性を述べる。特に、ポリイミドの最も重要な性質の一つである耐熱性につき、詳細に述べる。次いで、ポリイミドの多様な分子設計の例として、熱可塑性ポリイミド、熱硬化性ポリイミド、可溶性ポリイミド、透明ポリイミドなどにつき、具体例を示しながら分子設計の指針を述べる。
この講演を通じ、ポリイミドの特徴を理解し、用途に応じたポリイミドを分子設計する指針を習得することを目標にする。
【プログラム】
1.ポリイミドとは
1-2 分類
2.ポリイミドの合成法とフィルム作製
2-2 ポリイミドフィルムの作製
3.ポリイミドの物性
3-2 力学的性質
3-3 その他
4.ポリイミドの分子設計と材料設計
4-2 熱可塑性
4-3 熱硬化性ポリイミド
4-4 可溶性ポリイミド
4-4 透明ポリイミド
4-5 低誘電率ポリイミド
4-6 クレイナノコンポジットによるポリイミドの複合化
4-7 ゾル-ゲル法によるポリイミドの複合化
(質疑応答・名刺交換・個別相談)
VCMTを応用した2軸押出機は、スクリュー回転の高速化が可能であり、プラスチックコンパウンドの生産性が大幅に向上している!フィラーの分散混合および分配混合に及ぼす影響を説明!
ポリマー混練の基礎研究およびポリマー混練装置の改良・開発への応用
日時:2012年2月9日(木) 12:30~16:30
【講座のポイント】
ポリマー(プラスチック・ゴム)の混練装置の改良および新機種の開発に際し、モデル試験(2次元モデル・3次元モデル試験装置)の手法を開発して、ロータの形状・寸法および回転数・混練時間などの操作条件が、フィラーの分散混合および分配混合に及ぼす影響を明らかにした。
モデル試験によるポリマー混練の基礎研究の結果を利用すると、インターナルミキサーロータの改良、新しい連続式混練機の開発などを効率良く進められた。
最近ではロータあるいはロータセグメントのチップクリアランス(TC)を、軸方向および周方向に変化させる技術(VCMT)を応用したインターナルミキサーの6翼ロータあるいは2軸押出機のロータセグメントが開発され、混練装置の生産量の大幅な増加が図られている。
【受講対象者・レベル】
ポリマー混練装置の種類、混練メカニズム、特長、最近の技術動向などに関心のある方のご参考に供したい。
【プログラム】
1.ポリマー混練の基礎
1-2 ポリマーへのフィラーの分散および分配混合
1-3 ポリマー混練機構の基礎研究(モデル試験)
1-4 混練装置のロータおよびスクリーの形状・寸法および混練装置の操作条件が混練品質に及ぼす影響
2.ポリマー混練装置の種類、混練機構、特長および技術動向
2-2 連続式混練機
2-3 2軸押出機(同方向回転噛合型)
3.新しいポリマー混練技術(VCMT)の開発、実用化
4-2 インターナルミキサー6翼ロータ(6WI )の開発、実用化
4-3 2軸押出機ロータセグメントの開発、実用化
【質疑応答・名刺交換】
キーワード:ポリマー,polymer,樹脂,フィラー,ナノ,バッチ,講義,講習会
スポーツ用品、航空機・宇宙分野、機械部品や自動車部品などの産業用途で展開されている状況を解説し、リサイクルやLCAについても概説した上で、今後のCFRPの展開における課題について考えてみる!
2012年2月8日(水) 12:30~16:30
【講座のポイント】
炭素繊維使い複合材料(CFRP)は、軽量、高強度、高弾性率などの特徴を有する先端材料として注目されている。炭素繊維(CF)およびCFRPの種類、特徴。製造プロセス、設計、機械加工などについて説明した上で、最近の技術開発状況について概説する。
また、CFRPの特徴を活かして、スポーツ用品、航空機・宇宙分野、機械部品や自動車部品などの産業用途で展開されている状況を解説する。
さらには、リサイクルやLCAについても概説した上で、今後のCFRPの展開における課題について考えてみる。
【プログラム】
1.はじめに
2.炭素繊維の分類
3.炭素繊維の構造と特性
4.炭素繊維の製造プロセス
5.炭素繊維の製品形態
6.炭素繊維複合材料の製造方法
7.炭素繊維複合材料の特徴
8.炭素繊維複合材料の設計
9.炭素繊維複合材料の機械加工
10.炭素繊維複合材料の最近の技術開発
11.炭素繊維複合材料の応用
11-2 航空機・宇宙用途
11-3 産業用途
11-3-1 機械部品
11-3-2 自動車用途
11-3-3 土木・建築用途
11-3-4 X線用途
11-3-5 エネルギー関係
11-3-6 生活用品・その他
12.リサイクルとLCA
13.今後の課題
(質疑応答・名刺交換・個別相談)
ウェブハンドリング技術の基礎から演習事例までを総括的に解説!フィルム搬送や巻取りで諸問題を抱える多くの研究や製造の方々のレベルアップを目指す!
2012年2月6日(月) 10:30~16:30
【講座のポイント】
コーティング・乾燥、フィルム製膜、スリッティング、印刷など、様々なロールtoロールプロセスの分野で、フィルム搬送・巻取りはベースとなる技術です。
本講座では1日でウェブハンドリング技術の基礎から演習事例までを総括的に解説していきます。フィルム搬送や巻取りで諸問題を抱える多くの研究や製造の方々にとって、本講座がレベルアップのためのきっかけになれば幸いです。
【プログラム】
1.ウェブハンドリングとは?
2.ウェブハンドリングの力学
*ウェブ張力をどのように決めるか?
2-2 トラクション(摩擦)のコントロール、及び摩擦係数の測定方法
2-3 スリップ及びスクラッチの防止方法
2-4 より大きなトラクション(摩擦)を得る方法
3.シワの防止
3-2 シワの発生条件、及びウェブの面内応力分布の計算例
3-3 シワ発生条件の予測
3-4 ウェブの各種拡幅技術(各種シワ取り技術の紹介)
4.搬送時のウェブ浮上量とトラクションの変化
5.巻取ロールにおける空気層厚みの解析
6.蛇行防止、巻きズレ防止
7.多層フィルムのラミネートのポイント
8.ウェブ搬送におけるローラー径の考え方
9.巻き取りにおける諸問題(巻き取りの基礎と各種欠陥及び対策)
9-2 ロール内部応力の概念
9-3 ロール内部応力の解析モデル
9-4 基材幅方向厚み斑への対応
9-5 巻取モデル
10.最近のウェブハンドリングの研究例
10-2 「IWEB」に見る最近の研究例
(質疑応答・名刺交換・個別相談)
プラスチックの硬化収縮並びに熱粘弾性挙動に起因する残留応力の発生メカニズムと防止法について、事例をふまえて説明!
プラスチック成形過程での残留応力発生のメカニズムと変形・強度の長期予測法と信頼性評価法
日時:2012年3月8日(木) 12:30~16:30
【講座のポイント】
軽量化と成形の容易性から、プラスチック成形品の使用が進み、高信頼性が要求される箇所にも適用が拡大しています。一方で、成形時の不良や成形品の経時的な強度低下・変形が予想もしない事故を引き起こす危険性もあり、成形不良の要因を把握し素材の特性を考慮した強度・変形の予測手法の確立が強く求められています。
ここでは、プラスチックの硬化収縮並びに熱粘弾性挙動に起因する残留応力の発生メカニズムと防止法について、説明します。プラスチックは、硬化反応に伴う硬化収縮や冷却過程における熱粘弾性挙動の大きな2つの要因で残留応力が生じます。硬化収縮及び熱粘弾性挙動による残留応力の発生メカニズムについて、粘弾性モデルを用いて定性的に説明すると共に、線形粘弾性理論を用いた解析手法並びに実験解析法を解説します。また、粘弾性挙動に基づくプラスチックの変形や強度の長期予測法並びに長期信頼性評価法について事例を基に解説します。
【受講対象者・レベル】
プラスチックを扱う若手並びに熟練技術者・研究者を対象とするが、特に時別な専門知識を必要としない。また、プラスチックの不良は素材の粘弾性特性に大きく依存するが、この特性を基に対策を検討されていない現状にある。ここでは、不良対策に困っている人たちを対象とする。
【修得できる知識】
・プラスチック特有の粘弾性挙動とその取扱い
・残留応力発生メカニズムの概念
・残留応力の解析手法及び実験解析法 → 事例を基に解説
【プログラム】
1.残留応力発生要因
1-2 硬化収縮と力学モデル
1-3 粘弾性挙動と力学モデル
1-4 硬化収縮による残留応力発生メカニズム
2.熱粘弾性挙動による残留応力発生メカニズム
3.クリープ挙動と緩和現象
3-2 緩和現象と緩和弾性係数
4.線形粘弾性理論
4-2 線形粘弾性理論に基づく残留応力の基礎式
4-3 数値解析法と実験解析法
5.時間-温度換算則
5-2 時間-温度換算則の成立と確認法
5-3 時間-温度移動因子(アーレニュウス型、WLF型)
6.成形品の経時的強度低下・変形の長期予測法
6-2 残留応力開放に伴う変形の長期予測
6-3 強度低下の長期予測
【質疑応答・名刺交換・個別相談】
キーワード:高分子,樹脂,粘性,制御,コントロール,流動,流れ,成形,加工,プラスチック,講習会,講義
塗膜について、力学的物性、密着性に係わる物性、表面形状に係わる物性について評価の方法と制御のための考え方を解説!
日時:2012年2月28日(火) 10:30~16:30
【プログラム】
塗膜について、力学的物性、密着性に係わる物性、表面形状に係わる物性、について評価の方法と制御のための考え方について解説する。
【プログラム】
1.塗料とは?
1-2 塗料に要求される物性
1-3 作業性と膜物性
2.力学的性質
2-2 硬化過程と作業性
2-3 動的表面張力
2-4 ガラス転移温度と架橋密度
2-5 活性化エネルギーと架橋構造
3.密着性に係わる性質
3-2 スクラッチ試験とサイカス
3-3 内部応力
4.表面形状に係わる性質
4-2 3次元粗さと肌
5.おまけ
5-2 二匹のカエル
5-3 天才秀才凡人
【質疑応答・名刺交換】
キーワード:コーティング,付着,密着,歪,ひずみ,分析,分析,講義,講習会
初歩的な入門講座から始まって、暫時専門的な知識に至るまで易しく解説し、特に分析については具体的な手法を解説!
よくわかる潤滑油、グリース、添加剤の必須知識および最近の分離・分析技術の進歩
日時:2012年2月8日(水) 10:30~16:30
【講座のポイント】
産業、工業の発展に伴って各種機械に使用される潤滑油は多岐にわたり、また、要求される性能は年々厳しくなってきている。潤滑油を厳正に選び、正しく使用することにより、工場の省エネルギー効果が増大し、利益向上につながる。また、機械装置の進歩に応じて、新しい潤滑剤の開発も重要である。このような観点から、鉱油系潤滑剤の作り方、種類、組成、機能を熟知することは重要であり、また、潤滑油の品質、寿命を左右する添加剤の化学構造と作用機構を学習することは大いに意義がある。さらに、潤滑油の市場調査、製造工程管理競争他社品の解明や新製品の開発のため潤滑油と添加剤の分離・分析法を体得することはきわめて大切である。
本セミナーでは、初歩的な入門講座から始まって、暫時専門的な知識に至るまで易しく解説し、特に分析については具体的な手法を解説して、実践に役立つ内容とした。
【プログラム】
1.潤滑油基油の製造方法と化学的組成
○溶剤精製法
○水素化精製法
○水素化分解法
○ワックス異性化法
○GTL法
○潤滑油の化学的組成
2.グリースの製造方法と化学的組成、機能と特性
○グリースの増ちょう剤
○グリースの基油
○グリースの添加剤
○グリースの製造方法
3.潤滑油添加剤の化学構造と作用機構
○粘度指数向上剤
○流動点降下剤
○清浄分散剤
○腐食防止剤
○さび止め剤
○極圧添加剤
○油性向上剤
○消泡剤
○乳化剤
○摩擦調整剤
○防かび剤(エマルション用)
○抗乳化剤
4.潤滑油および添加剤の分離、分析方法
○潤滑油基油の成分分析法
・n-d-M法による環分析
・液体クロマトグラィ-
・迅速微量クロマトグラフ分析法
○添加剤の分離法
・ゴム膜透析
・液体クロマトグラフィー
・イオン交換クロマトグラフィー
・薄層クロマトグラフィー
・高速液体クロマトグラフィー
○潤滑油無機成分の化学分析および機器分析
・化学分析法
・蛍光X線分析法
・X線回折法
・原子吸光分析法
・プラズマ発光分析
○潤滑油有機成分の機器分析法
・赤外線吸収スペクトル分析
・紫外線吸収スペクトル分析
・核磁気共鳴スペクトル分析
・質量スペクトル分析
5.グリースの分離・分析方法
○グリース成分の分離法
○有機成分の分析法
○無機成分の分析法
○グリースの熱分析法
6.合成潤滑油の分離・分析方法
○合成潤滑油の分離・分析方法
7.摩擦調整剤の分離・分析方法
○摩擦調整剤の作用機構
○摩擦調整剤の化学構造
○摩擦調整剤の評価試験方法
○摩擦調整剤の分離・分析方法
8.潤滑油商品の研究開発における分離・分析方法の重要性
○高粘度指数作動油の開発
○高塩基性舶用シリンダ油の開発
○潤滑油流動点降下剤の新合成法の開発
【質疑応答・名刺交換】
接着を改善するためプラスチック成形物の表面処理には多くの方法が提案されている。それらの方法を概観するとともに、メリット・デメリットを装置メーカーの立場を離れて第三者の立場で比較検討!
~コロナ処理、各種プラズマ処理、火炎処理、
シランカップリング、イソシアネート処理、グラフト化~
日時:2012年1月26日(木) 10:30~16:30
【講座のポイント】
接着を改善するためプラスチック成形物の表面処理には多くの方法が提案されている。それらの方法を概観するとともに、メリット・デメリットを装置メーカーの立場を離れて第三者の立場で比較検討を行います。
【受講対象者】
大学、大学院を卒業して企業に入社5年程度の経験があり、プラスチックを扱った経験のある者、できれば表面処理に関して多少はかかわったことがある者を対象とする。
【プログラム】
1.接着の条件
1-2 接着強度への影響因子
1-3 化学結合力と分子間力
1-3-1 ファンデアワールス力
1-3-2 水素結合力
2.ぬれ
2-2 ぬれと官能基の関係
2-3 官能基の極性
2-4 ぬれと表面張力
3.接着強度に影響する因子
3-2 表面脆弱層(WBL)
3-3 計測方法の影響
4.表面処理法
4-2 低圧プラズマ処理
4-3 大気圧プラズマ処理
4-4 火炎処理
4-5 物理処理法のメリット・デメリット
4-6 シランカップリング剤処理
4-7 イソシアネート処理
4-8 グラフト化
4-9 コーティング
4-10 化学処理法のメリット・デメリット
5.表面のキャラクタリゼーション
5-2 全反射赤外分光法(ATR-IR)
5-3 原子間力顕微鏡法(AFM)
5-4 飛行時間型二次イオン質量分析法(Tof-SIMS)
6.表面処理による分子構造の変化
6-1-1 ポリオレフィン
6-1-2 芳香族ポリイミド
6-2 不活性ガス下
6-3 処理効果の経時変化
7.表面処理と接着強度
7-2 LDPEとPETの接着
7-3 芳香族ポリイミドフィルムと銅箔の接着
7-4 ポリエチレンビニルアセテートとアルミニウムの接着
7-5 ポリプロピレン同士の接着
【質疑応答・名刺交換】
実務経験豊富な講師が実例に基づき分かりやすく解説する。腐食形態から材料別における腐食メカニズム、損傷事故解析のポイント、腐食深さの推定など実務に直結する知識を習得できる特別講座!
日時:2012年1月6日(金) 10:30~17:30
【受講対象】
・金属装置や機器企業の設計者、保守・メンテナンス業務の技術者、試験検査業務の担当者、初学者としてこれから腐食を学ぼうとする技術者の方
【予備知識】
・金属材料の基礎、あるいは機器装置などの基礎
【修得知識】
・金属材料の腐食・防食技術に関する基礎知識、寿命評価に関する基礎知識
【講師の言葉】
長期間使用されている各種の機器、機械構造物、プラントなどにおける事故の多くは構成部材の劣化によるもので、腐食あるいは腐食が関与した損傷が原因であると報告されている。構造物などが損傷事故を生じた場合、社会的、経済的影響は非常に大きく、長期に亘る安全性、信頼性を確保するため、これら構成部材の腐食メカニズム解明、寿命評価および適正な防食技術が重要となる。
講義では、金属材料の腐食、電気化学の基礎および代表的な腐食形態と腐食挙動について、図表を用いてわかりやすく説明する。次に、炭素鋼、低合金鋼やステンレス鋼における腐食の基礎および腐食メカニズムなどについて説明する。さらに、損傷事例の紹介では事故解析のポイントを説明し、ボルトなどの腐食事例と解析結果の要点を紹介する。
また、最大局部腐食深さの推定手法として極値統計法の基礎を説明し、蒸気タービン動翼の寿命評価適用例を紹介する。
【プログラム】
Ⅰ.腐食の基礎と腐食挙動
a.電気化学の基礎
b. 腐食の熱力学
c.腐食の速度論
2.金属材料の不働態化
a.不働態と不働態化現象
b.不働態化皮膜と局部電池形成
3.代表的な腐食形態と腐食挙動
a.ガルバニック腐食
b.流速が関与する腐食
c.応力腐食割れと水素脆性
d.海水中における腐食挙動
e.凍結防止剤による腐食
Ⅱ.金属材料の腐食と腐食損傷
a.炭素鋼の基礎と結晶構造
b.伝熱面における腐食
c.硫酸露点腐食
d.応力腐食割れ
e.水素による脆性
2.ステンレス鋼
a.ステンレス鋼の平衡状態図と組織
b.酸およびアルカリ水溶液中での腐食
c.粒界腐食
d.孔食
e.すき間腐食
f.塩化物溶液中およびポリチオン酸溶液中の応力腐食割れ
g.高温高圧純水中の応力腐食割れ
Ⅲ.損傷事例の解析と寿命評価
a.腐食環境下における損傷と試験検査
b.ボルトの損傷事例とその解析
2.機器・装置の余寿命診断
a.極値統計法による最大局部腐食深さの推定
b.低圧蒸気タービン動翼の寿命・余寿命診断
フィルムや繊維の延伸による分子配向挙動と配向結晶化に関して、巨視的な(物理的な)視点と微視的な(化学的な)視点の両者から解説!
日時:2012年1月20日(金) 13:00~16:30
【講座のポイント】
高分子のフィルムや繊維を延伸することによって、分子が配向すると共に、配向結晶化と呼ばれる特徴的な結晶化が起こり、「繊維構造」と呼ばれる特異な構造が形成される。この構造により、強くてしなやかな性質が発現すると共に、光学的性質、熱物性なども大きく変化する。この講習では、フィルムや繊維の延伸による分子配向挙動と配向結晶化に関して、巨視的な(物理的な)視点と微視的な(化学的な)視点の両者から解説し、延伸による物性制御の原理について習得してもらうことを目指す。
【プログラム】
1.高分子の延伸工程
1-1.延伸装置と延伸条件
ガラス転移温度と延伸
1-2.延伸工程で加わる力と変形
伸長とせん断
1-3.延伸工程で加わる熱
熱伝達と熱放射
1-4.延伸の基礎方程式
温度分布の推定
安定性の評価
2.延伸による分子配向・結晶化制御
2-1.分子配向の3要素
配向形態 / 配向度 / 配向要素/延伸による複屈折制御
2-2.配向度の測定法(配向度と物性)
2-3.延伸による分子配向制御
2-4.高分子の結晶
2-5.配向結晶化
延伸による配向結晶化の制御
【質疑応答・名刺交換】
高分子および高分子溶液の粘性の基礎について学んだ上で,いくつかの具体的な溶液系についての粘性について考察し、粘度コントロールのポイントを習得しよう!
【講座のポイント】
高分子の特徴の一つは,溶液の粘度を著しく増加させることである。この性質は,メリットにもデメリットにもなり得る。化粧品,シャンプー,コンディショナーなどのパーソナルケア製品,ペンキやインクなどの工業製品,また,たれ,ドレッシング,スープなどの食品には,ある程度の粘性が要求され,そのために増粘剤として高分子がしばしば添加される。他方,様々なプラスチック製品を溶液状態から成型加工する場合,粘度が高すぎると加工工程に致命的な障害となる。
本セミナーでは,高分子および高分子溶液の粘性の基礎について紹介した上で,いくつかの具体的な溶液系についての粘性について考察し,粘度コントロールの指針を提供する。講義の最後には,各企業における粘度コントロールに関する問題点について討論を行う予定である。
【プログラム】
1.高分子の基礎
1-1.高分子とは
1-2.高分子の分類
1-3.高分子の分子特性
2.溶液の様々な流動
2-1.ハーゲン・ポアズイユ流
2-2.同軸円筒間の流れ
2-3.平行円盤間の流れ
2-4.コーン・プレート間の流れ
3.流動と応力
3-1.単純ずり流動
3-2.ずり応力
3-3.粘性率
3-4.粘性率の温度依存性
3-5.粘性率の濃度依存性
2-6.異常粘性(粘性率のずり速度依存性)
4.様々な高分子の希薄溶液粘度
4-1.球状分子
4-2.棒状分子
4-3.みみず鎖
4-4.ガウス鎖
4-5.星型高分子
4-6.分岐高分子
4-7.会合性高分子
5.高分子濃厚溶液の粘度
5-1.球状分子
5-2.棒状分子
5-3.みみず鎖
5-4.屈曲性高分子
6.具体的な溶液系
6-1.合成高分子溶液
6-2.多糖溶液
6-3.タンパク質溶液
6-4.ミセル溶液
6-5.会合性高分子溶液
【質疑応答・名刺交換・個別相談】
塑性加工のトライボロジーも解説する!潤滑油の作用機構を学び、効果的な摩擦・摩耗対策をしよう!
日時:2011年12月26日(月) 10:30~17:30
【受講対象者】
・機械設計、機械製作、機械のメンテナンスに携わる技術者、および塑性加工技術者で、これからトライボロジーの勉強を始めたい人、あるいは、トライボロジーを勉強しているが、さらに基礎から深く勉強したいという人を対象
【予備知識】
・大学での基礎的な知識
【修得知識】
・摩擦・摩耗の基礎 ・摩擦・摩耗を低減するための潤滑技術
・塑性加工のトライボロジー
【講師の言葉】
1966年にイギリスが潤滑技術に関する詳細な実態調査を行い、潤滑技術の改善によって当時のイギリスの国家予算の10パーセントが削減できることが示され、国際的に大きな波紋と関心を呼んだ。トライボロジーという用語は、その中で、摩擦・摩耗・潤滑に関する科学技術を総合した意味をもつ新しい学術用語として登場した。その後、トライボロジーは、私たちの身の回りから先端技術を支える工学の一分野として位置づけられ、その技術的・経済的重要性は今後もますます高まるといわれています。
この講習会では、そもそも摩擦と摩耗はどのようなメカニズムで発生するのだろうか、そして潤滑油はどのような働きで摩擦・摩耗を低減させるのかという基礎的な知識を身につけることから始まり、摩擦・摩耗を低減するための施策、すなわち潤滑技術について勉強します。最後に、その応用例として塑性加工のトライボロジーについても勉強します。
【プログラム】
Ⅰ. 摩擦とは
1.摩擦の法則と摩擦研究の歴史(凹凸説と凝着説)
2.固体の表面と内部
a.原子とは
b.固体とは
c.固体の中の原子の配列
d.分子とは
e.固体の表面と酸化膜の性質
3.摩擦の主因と摩擦の法則
4.摩耗とは(摩耗の形態と防止法)
Ⅱ. 潤滑油間作用機構
1.摩擦を低減するには
2.流体潤滑と流体潤滑膜の形成メカニズム(粘性)
3.境界潤滑と境界潤滑膜の形成メカニズム
4.混合潤滑下での摩擦の低減法
Ⅲ. 潤滑油と添加剤
1.ベースオイルの種類と役割
2.油性剤の種類と働き
3.極圧剤の種類と働き
4.固体潤滑剤の種類と摩擦低減メカニズム
5.ダイヤモンドのトライボロジー
6.その他の添加剤
Ⅳ. 各種摩擦試験法
Ⅴ. 塑性加工におけるトライボロジー
相溶性や混和性の基礎から、モルフォロジー制御の方法論、物性との関係、アロイ材料の物性制御について、具体例を挙げながら詳解!
【講座のポイント】
高分子材料をアロイ化する目的は、物性の制御にある。本講演では、相溶性(misciblility)や混和性(compatibility)の基礎から、モルフォロジー制御の方法論、モルフォロジーと物性の関係等、アロイ材料の物性制御を行うために必須となる理論的な背景について、具体例を挙げながら解説する。
【プログラム】
1.ポリマーアロイの基礎
1-1.序論
・ポリマーアロイの定義と分類
・相溶性と相容性
・ポリマーアロイの歴史
1-2.相溶―相分離の熱力学
・Flory-Huggins理論
・混合自由エネルギーと相図の関係は?
・準安定と不安定領域
1-3.相互作用パラメーターと溶解度パラメーターの関係は?
1-4.Flory-Huggins理論の限界
1-5.様々なポリマーブレンド系の相挙動
1-6.相溶化のために
1-7.相互作用パラメーターの決め方
1-8.ランダム共重合体の相溶性
2.ポリマーアロイの構造
2-1.ポリマーアロイの構造形成と制御
・相分離の動力学
・変調構造
・スピノーダル分解の応用
2-2.ポリマーブレンドの界面
・界面厚と界面張力
・種々の高分子対の界面張力
2-3.流動場による構造制御
・流動場によるドロップレットの微分散化
・流動誘起相溶化
・流動誘起相分離
2-4.三相共存系の構造制御
・ぬれと拡張係数
2-5.ブロック共重合体のミクロ相分離構造
2-6.小角X線散乱によるミクロ相分離構造解析
2-7.ABC星形ブロック共重合体のモルフォロジー
2-8.相容化剤(Compatibilizer)
・相容化剤の種類と分類
・相容化剤の添加効果
2-9.リアクティブブレンディング
・利用される種々の化学反応
・相容化機構
・耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)の構造とその製法
・リアクティブブレンディングによる高度なモルフォロジー制御
3.ポリマーアロイの物性
3-1.相溶系の物性
・ガラス転移温度
・弾性率(レオロジー)
3-2.相分離系の物性
・力学モデルによる簡単な理解
・力学モデルとモルフォロジーの関係
3-3.相界面が物性に及ぼす影響
・相容化剤であるブロック共重合体の構造
・破壊靱性値
3-4.相構造と耐衝撃性
・固体高分子の変形:クレーズとせん断降伏
・ゴム分散系のクレーズ変形
・ゴム分散系のせん断降伏
4.終りに
【質疑応答・名刺交換・個別相談】
十分な対策が施されないまま、機械や構造物を悩ませ続ける現象を正しく理解する講座!き裂の発生と進展における特徴、その対策、考慮されるべき影響因子、応力とひずみにおける不可逆性の課題までを分かりやすく解説!
日時:2011年12月22日(木) 10:30~17:30
【受講対象者】
・ 機械設計者、保守担当者等
(機械、各種車輌、船舶、航空機、各種構造物、構築物などの設計開発、強度研究、信頼性評価、保守保全等に関わる方やねじ締結体やボルト等の開発、設計に関わる方、機械材料の研究開発等に関わる方)
【予備知識】
・材料力学や材料強度学の初歩
【修得知識】
・ 疲労設計と接触疲労、特にフレッティング疲労についての勘所
【講師の言葉】
機械設計において重要であるが、十分に対策が取られていないフレッティング疲労について、基礎から対策までを分かり易く解説します。
フレッティング疲労き裂の発生と進展における特徴、その対策、そして考慮されるべき影響因子、応力とひずみにおける不可逆性の課題などについて、講師の研究成果を折り込みながら、フレッティング疲労の課題解決に向かう明示知を暗黙知にする設計情報を提供します。
【プログラム】
Ⅰ. フレッティングへの準備
1. 組み合わせ応力
2.モールの応力円
3.ひずみエネルギーと破壊基準
Ⅱ. フレッティング疲労の特徴
1.フレッティングの三態
2.フレッティング疲労の理論
3.フレッティング疲労試験方法
Ⅲ. フレッティング疲労のための設計情報
1. 応力負荷
a.応力振幅
b.平均応力
c.接触面圧
d.摩擦応力
e.変動応力
2.接触状態
3.材料
4.環境
Ⅳ. フレッティング疲労への設計対策
1.フレッティング疲労に関する理論
2.フレッティング疲労試験方法
3. フレッティング疲労き裂の発生と進展
a.フレッティング疲労被害形成
b.き裂発生機構
c.き裂発生位置
d.き裂の進展機構
4. 接触応力解析
Ⅴ. フレッティング疲労破壊例
各種機械でのフレッティング疲労破壊事例
Ⅵ. フレッティング疲労への対策技術
1.対フレッティング設計
2.耐フレッティング設計
3.フレッティング疲労設計の課題
Ⅶ.まとめ
結晶性高分子の基礎から成形加工における結晶化の制御について詳解!
~ 結晶化度、結晶化速度制御に向けた基礎知識 ~
【受講対象】
【習得できる知識】
実際に様々な分野で高分子の結晶化がどのように扱われているかなど、できるだけ現実に即した内容とします。
【講座のポイント】
【プログラム】
0.結晶性高分子材料の基礎
0-1 高分子とは
0-2 ガラス転移とは
0-3 熱可塑性高分子・熱硬化性高分子
0-4 各種高分子材料:ポリオレフィン
0-5 各種高分子材料:ポリエステル、ポリアミド、他
1.高分子材料の構造形成
1-1 高分子の分類 1次、2次、3次構造
1-2 高分子鎖の運動性:ガラス転移と結晶化
1-3 溶融状態からの固体構造形成
1-4 等方構造と異方構造の形成
1-5 成形加工における結晶構造と非晶構造の形成
1-6 高分子結晶・非晶構造の定量的評価:分子配向
2.高分子結晶・非晶構造の定量的評価
2-1 分子配向
2-2 結晶化度
2-3 結晶配向
3.成形加工における分子配向と結晶化
3-1 分子配向
3-2 屈折率と複屈折
3-4 分子配向と結晶化
3-5 配向誘起結晶化
4.成形加工における高次構造制御~具体的なプロセスへの適用と解析~
4-1 高次構造制御と材料物性(結晶化速度・結晶化度)
4-2 高次構造制御と成形加工条件
4-3 高次構造と機械物性
4-4 成形加工プロセスの理論解析
5.実際の成形加工と高分子結晶化
5-1 食品包装用フィルム:ポリエチレン、ポリプロピレン
5-2 ペットボトル
6.高分子の熱接合における構造形成と結晶化
【質疑応答・名刺交換・個別相談】
機械工学を専門とされなかった方、材料力学を基礎から再び学びたい方のための講座。材料力学の基本かつ最重要ワードである「応力とひずみ」、「はりの曲げ」「軸のねじり」などを学び、製品設計や開発へと活かすためのセミナー!
日時:2011年12月9日(金) 10:30~17:30
【受講対象】
・機械工学、建築構造、土木工学を専門としてこなかった技術者の方
・材料力学を学んできたが、業務で必要になり理解を深めたいと感じている技術者の方
(これまで材料力学を学ぶ機会のなかった電子、電気、車両、船舶、航空機などの輸送機器や各種プラント建設、人工骨や歯などの生体材料関連企業の方。または機械工学を学んだが、知識の再確認をしたいと考えている方)
【予備知識】
・高校3年生レベル(理系)の微分積分の知識と物理学の知識
・簡単な線形微分方程式の解法についての知識があればなおよい
【修得知識】
・応力やひずみがどのようなものか理解し、簡単な軸力負荷に対して応力が計算できるようになる
・はりに加わる荷重とはりの材料内に発生する応力の関係を理解し静定はりの応力を計算できるようになる
・鉄やアルミ合金などよく使われる材料のおおよその強度と設計における安全率の概念を理解できるようになる。例えば、「直径10mmの鉄の棒にどれくらいの重さまで安全に吊るすことができるか?」など
【講師の言葉】
材料力学は、機械や構造物が破壊されずに安全に運用するための基礎となる学問です。材料力学の知識なしに機械や構造物を設計することはできません。また、作られた物の安全性や性能の評価にも材料力学の知識が必要になります。材料力学は、工作機械、ビル、自動車、ロボット、航空機等の機械や土木・建築に関係する構造物のみならず、人工骨やコンタクトレンズといった生体関連、 CPUやLSIといった電子素子に至るまで、人類が使っているありとあらゆる物の設計に関連しています。
本講座では、機械工学を専門としてこなかった技術者のために、材料力学の基礎と考え方を講義するものです。特に応力とひずみ、はりの応力を中心に基礎的な考え方を例題をまじえて解説することで理解を深めてもらいます。内容は理解しやすい静定問題に限定し、不静定問題については概念のみを説明します。教科書の約半分程度をカバーしますので、その先は独学でもかなり読み進めることが可能になります。
【プログラム】
Ⅰ.材料力学とは
2.材料力学を学ぶために必要な基礎知識
3.単位と次元
4.荷重の種類
Ⅱ.応力とひずみ
2.引張と圧縮,棒の伸び
3.せん断応力とせん断ひずみ
4.応力-ひずみ線図
5.許容応力と安全率
Ⅲ.はりの曲げ
2.せん断力と曲げモーメント
3.断面2次モーメント
4.曲げ応力
5.はりのたわみ
Ⅳ.軸のねじり
2.断面2次極モーメント
Ⅴ.複雑な応力
2.圧力を受ける円筒容器の応力
3.ひずみゲージを用いた応力の測定法
Ⅵ.材料の強度
2.応力集中とは

