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電子部品・実装

レーザの基本、溶接現象、欠陥の発生機構などを理解し、溶接欠陥防止への対処およびレーザ異材接合への展開を図るための基礎知識を習得しよう!

 

レーザ溶接の基礎・欠陥発生への対応と異材接合への展開

日時:2012年3月28日(水) 11:00~16:30

 

【受講対象】

・レーザ溶接について完全に理解したい人
・レーザ溶接法の改良や応用展開を考えている人
・レーザ溶接で問題を抱えている人 など
 

【習得できる知識】

1)溶接用レーザの種類と動向
2)レーザ溶接現象の基本(テーラードブランク溶接、リモート溶接、ブレージング、ハイブリッド溶接など)
3)レーザ溶接欠陥の種類およびそれらの発生機構と防止策
4)インプロセスモニタリングと適応制御に利用される信号
5)レーザによる異種材料の接合のポイント(状態図の見方)
 

【講座の趣旨、ポイント】

 レーザとレーザ溶接の基本、レーザ溶接現象、レーザ溶接欠陥の発生機構などを理解し、溶接欠陥防止への対処およびレーザ異材接合への展開を図るための基礎知識が得られる。各疑問点や問題点および質問に対する回答を通じて実際のレーザ溶接における考え方と対処法を習得できるようにする。
 

【プログラム】

1.レーザの種類と動向

  1-1 各種レーザの特徴 
  1-2 各種レーザの現状と動向

2.レーザ溶接現象

  2-1 材料のレーザ吸収 
  2-2 レーザ誘起プルームの特徴とそのレーザビームとの相互作用 
  2-3 レーザ溶接欠陥の発生機構と防止策 
  2-4 レーザテーラードブランク溶接 
  2-5 レーザリモート溶接現象 
  2-6 レーザブレージング現象 
  2-7 レーザ・アークハイブリッド溶接現象

3.レーザ溶接時のセンシング、インプロセスモニタリングと適応制御

  3-1 モニタリングおよびセンシング技術
  3-2 レーザスポット溶接時のモニタリングと適応制御
  3-3 レーザビード溶接時のモニタリングと適応制御

4.レーザによる異種材料の接合

  4-1 各種の異種金属におけるレーザ接合性 
  4-2 金属とプラスチックのレーザ直接接合

5.レーザ溶接・接合の動向 -特に、ドイツの研究所と会社

(質疑応答・名刺交換・個別相談) 

製図の知識を基礎から概説し規則の役割を明確化!

 

機械設計者のための基礎製図講座

日時:2012年4月日(水) 10:30~16:30

 

【受講対象】

学校や企業で一度学習した製図の知識をもう一度復習し、その規則の役割を明確にし、整理をしたい方。
受講前の予習は必要ありません。また細部を忘れていてもかまいません。
全くはじめての方は対象外です。また、CAD講習ではありません。

【習得できる知識】

それぞれの製図規則の意図と位置づけ
2010年に大改訂された最新のJIS製図規則

【講師の言葉】

 繊維機械設計開発者でしたが、社内教育部門の技術者教育も担当しました。同時に同志社大学の製図教育にも関わらせて戴き、退職後は1,2,3回生の設計製図の授業を担当し現在に至っています。学校と企業の立場の差を痛感する毎日です。その差を埋めるべく、製図学の教科書と一通り教育を受けた方をホローする2冊の本を執筆する機会にも恵まれました。
 今回は後者の第2版を6月に出版しましたので、この本を教材に受講者の皆様の頭の整理をお手伝いできればと思います。
 また、2次元、3次元CADにて日常の設計製図をされていると思いますが、CADの功罪につきましても、ぜひお話したいと存じます。
 

【プログラム】

「図面のポイントがわかる実践機械製図(第2版)」を当日に配布して教材にします。

1.基礎編

  1-1.図面を描く前に知っておくことがら
  1-2.図面を描くときに知っておくことがら
     2010年に変更された製図規則を中心に
  1-3.機能するエッジと機能しないエッジ
  1-4.コントロール半径とは
  1-5.JISでは規定されていない習慣
  1-6.右ねじと左ねじ
  1-7.寸法公差と幾何公差
  1-8.製品の幾何特性(GPS)とは
  1-9.表面性状について

2.応用編

  2-1.スケッチの重要性について
  2-2.さまざまな製造法(10種)の図面例
  2-3.2010年に変更された溶接記号について
  2-4.製品別(6種)にみる本格的な図例
  2-5.製品開発から利用者に渡るまでのプロセスと考え方

【質疑応答・名刺交換・個別相談】

キーワード:機械,設計,製図,JIS,図面,寸法,幾何,公差,講習会,セミナー

精密部品・電子部品・航空宇宙機器部品への利用、さらには先進の微細加工技術との組み合せによるMEMSなどの開発が進められている電鋳技術の特徴、工程、応用製品、電鋳浴および皮膜物性について詳しく解説する!

電鋳技術の必須基礎知識と応用展開

日時:2012年4月13日(金) 10:30~16:00

 

【講座の趣旨、ポイント】

 電鋳技術は「めっきを利用して製品をつくる」製造技術である。電鋳の目的が電気めっきと異なるためその工程も基本的に異なる。 この電鋳技術は古くから利用されているが,電気めっき技術の進歩や母型(マスターなどと呼ばれる)材料および母型製作技術などの開発によってめざましく発展し,通常の機械加工では製造が困難な場合や高い精度で対象を細部まで複製することが必要な場合に広く利用されるようになった。

 応用製品としては,金属工芸品から,精密部品,電子部品,航空宇宙機器部品への利用,さらには,先進の微細加工技術と電鋳技術の組み合せによるMEMSなどの開発が進められている。

 ここでは,電鋳の特徴,応用製品,電鋳工程,電鋳浴および皮膜物性について検討した結果の一部を含め紹介する。
 

【プログラム】

1.はじめに

2.電鋳の特徴

  2-1 電鋳とめっきの違い
  2-2電鋳の利点と欠点

3.電鋳製品とその製作工程

  3-1 複製品の製作
  3-2 金属メッシュの製作
  3-3 金型の製作
  3-4 その他

4.電鋳浴(めっき浴)の特徴

  4-1 ニッケルめっき浴の性質
    (スルファミン酸ニッケル浴,ワット浴,酢酸ニッケル浴,ストライク浴)
   4-1-1 ほう酸および塩化ニッケルの役割(基本的事項)
      (塩化ニッケル濃度およびほう酸濃度とpH変化,陽極の溶解,緩衝作用など)
   4-1-2 ニッケル電鋳浴における予備電解(弱電解処理)の影響
      (ワット浴とスルファミン酸ニッケル浴の違い,電着応力の変化)
  4-2 ニッケル電鋳浴の選定
    (製品に求められる皮膜物性と電解条件,適する電鋳浴)

5.ニッケル電鋳浴から得られる皮膜の物性

  5-1 電着応力,引張強さ,伸び,硬さ
  5-2 皮膜中の硫黄含有量と電着応力
    (予備電解処理および応力減少剤濃度と電着応力)
  5-3 断面組織と皮膜物性の関係
  5-4 硬さ,伸びおよび引張強さの関係
  5-5 ニッケル合金電鋳皮膜の特性
  5-6 ニッケル電鋳の不良原因について

6.銅電鋳における電流波形および添加剤の影響

7.おわりに

(質疑応答・名刺交換・個別相談)

半導体洗浄技術の基礎から世界最先端の最新動向まで、実践的な観点から豊富な事例を交え、 初心者にも分かりやすく、かつ具体的に徹底解説!

先端半導体製造における洗浄・乾燥技術の基礎と課題および最新動向

日時:2012年3月28日(水) 10:00~16:30

【習得できる知識】

・半導体教科書にはほとんど採り上げられない半導体洗浄技術の現状の課題と将来展望
・基礎の基礎から世界の最新動向にいたる半導体洗浄技術のすべて
・洗浄技術を切り口とした先端半導体プロセス技術

【受講対象】

半導体デバイスメーカー、装置メーカー、材料メーカー、計測器メーカー、ゼネコン、空調(クリーンルーム)メーカー, 薬液・純水・ガスメーカーなど

【講座のポイント】

 半導体デバイスの微細化に伴い、半導体の製造現場では、パーティクルはじめ様々な微小な汚染物質が半導体デバイスの歩留まりや信頼性にますます大きな影響を及ぼすようになってきています。
 半導体プロセスはそのすべてが汚染の発生源です。これらの汚染が半導体ウェーハ表面に付着してしまった場合は、洗浄で除去しなければなりません、このため、洗浄工程は、歩留りを左右する重要な工程として、半導体製造プロセスの中に繰り返し登場し、最多の工程となっています。
 しかし、半導体デバイスの微細化に伴い、洗浄に伴う様々なトラブルが顕在化してきており、従来の洗浄技術にブレークスルーが求められています。
 本講演では、半導体洗浄技術の基礎、現状の課題と解決策、そして世界最先端の最新動向までを、実践的な観点から豊富な事例を交え、 初心者にも分かりやすく、かつ具体的に徹底解説します。
 

【プログラム】

1.ウェーハ洗浄の基礎

  1-1.半導体洗浄における洗浄の重要性
  1-2.洗浄による表面汚染除去のメカニズム    ―パーティクル、金属不純物、有機汚染
  1-3.ウェーハ洗浄手法、洗浄シーケンスの変遷 ―多槽浸漬式洗浄から枚葉スピン洗浄へ
  1-4.ウェーハ乾燥手法の変遷

2.ウェーハ洗浄の現状と課題

  2-1.微細構造・新材料への対応
  2-2.FEOL洗浄の現状と課題
  2-3.BEOL洗浄の現状と課題

3.超微細化に向けての洗浄の課題

  3-1.先端半導体製造における純水がらみの問題点
  3-2.洗浄時の物理力(超音波、2流体ジェット)によるパターン倒壊

4.脆弱なナノ構造にダメージを与えない洗浄

  4-1.ウェット洗浄の改良
  4-2.代表的なドライ洗浄―HFベーパー、極低温エアロゾル、クラスターイオンビーム、UV/ガス利用、など
  4-3.超臨界流体洗浄
  4-4.局所クリーニング ―レーザー、ショックウエーブ、ナノプローブ、ナノピンセットなど

5.洗浄装置業界・特許・国際会議の最新動向分析

  5-1.洗浄技術の特許動向
  5-2.過去の国際会議に見る洗浄技術の動向
  5-3.2011年秋開催国際会議に見る洗浄技術の最新動向
  5-4.今後の国際会議の予定

6.まとめ -半導体洗浄技術のパラダイムシフト

  6-1.半導体洗浄技術のパラダイムシフト
  6-2.超微細化新材料・構造への洗浄技術の対応

【質疑応答・名刺交換・個別相談】

伝熱現象とこれを表現する基礎式を理解し、実用的な問題を解けるようになる!熱回路網法を用いて複雑な熱モデルの組立てと、分析方法について学べる!演習に用いたソフトを持ち帰って熱設計に使用できる!

伝熱の基礎とExcelによる熱計算演習講座

 ~ PC実習付き・1人1台弊社用意 ~

日時:2012年4月17日(火) 10:30~16:30

【講座のポイント】

 電子機器や加熱設備、温度制御装置など、熱制御が必要な機器が増えています。このような機器の「熱設計」には温度予測が必要になります。しかし「熱計算」は基礎式が非線形になる上、伝導、対流、放射という3つの伝熱形態が同時に起こるため複雑です。実用的な設計計算を手計算で行なうことは難しく、ついつい高価な数値熱流体解析ソフト(CFD)に頼りがちです。

 熱設計や熱対策を合理的に行なうには、設計者自身が基本的な伝熱メカニズムを理解し、伝熱基礎式を用いて伝熱現象をモデル化し、論理的な分析ができることが重要です。EXCELなどの表計算ツールを用いることで単純な基礎式を組み合わせて、実務的な熱計算を行なうことができるようになります。

 本セミナーでは伝熱現象とこれを表現する基礎式を理解し、これらを組み合わせて実用的な問題を解けるようにします。さらに熱回路網法を用いて複雑な熱モデルの組立てと、分析方法についても学びます。演習に用いたソフトは持ち帰って各自の熱設計に使用できます。
 

【プログラム】

1.熱設計の基礎知識

  1)最近の電子機器動向
  2)熱設計・熱計算の目的
  3)温度が制限される理由

2.伝熱の基礎

  1)熱と温度のちがい
  2)熱移動の基礎式
  3)熱伝導のメカニズム
  4)多層板の熱伝導の計算
  5)広がりのある熱抵抗
  6)接触熱抵抗
  7)対流のメカニズム
  8)平板自然対流・強制対流熱伝達の計算
  9)放射のメカニズム
  10)放射係数と形態係数
  11)熱抵抗の直列・並列合成
  12)換気の式(マス・フロー)
  13)総合熱計算
  14)フィン効率の計算
  15)過熱・冷却時間の計算

3.温度予測手法とその原理・精度

  1)基礎式を組み合わせて解く方法
  2)熱回路網法
  3)数値流体力学(CFD)

4.機器筐体の熱計算

  1)密閉筐体の内部温度
  2)自然空冷通風筐体の内部温度
  3)強制空冷筐体の内部温度

5.電子デバイスの熱計算

  1)自然空冷部品の表面温度
  2)強制空冷部品の表面温度

6.ヒートシンク(放熱フィン)の熱計算

  1)ヒートシンク設計の流れ
  2)自然空冷ヒートシンクの熱計算
  3)強制空冷ヒートシンクの熱計算

7.熱回路網法による温度場の計算

  1)放熱プレートの温度分布計算
  2)熱回路網法の基礎原理
  3)発熱体を実装した筐体の熱対策検討

【質疑応答・名刺交換・個別相談】

ノイズの発生、伝搬の仕方等、特徴や性質を理解し、基本的な対策法を実践的に習得できる特別講座!

機械周辺におけるノイズ対策技術とそのポイント

日時:2012年2月29日(水) 10:30~17:30

【受講対象】

・ノイズ対策に関して考え方、対策法の基本を学びたい方

【予備知識】

・オームの法則、電磁誘導、静電誘導など高等学校程度の物理
・高等学校程度の数学

【修得知識】

・ノイズの性質とノイズ対策の基本を習得できる

【講師の言葉】

 機械周りのノイズ対策について、ノイズはどのようにして発生し、どのようにして伝搬するのかなどを明らかにすることで基本的な対策法を習得して頂けるように解説いたします。
 ノイズの発生には機械部品の物理的特性上、原理的に発生するノイズから、機械部品の実装上の不具合から発生するノイズまで、多くの要因が考えられるため統一的な対策法というものがないというのが現実ですが、ノイズがどのようにして発生するか、どのように伝搬するのか、というノイズの特徴/性質を知ることにより、ノイズの発生するそれぞれの現場に適した対処法を探すことができるようになります。
 本セミナーはノイズ対策の初歩を学びます。 

【プログラム】

Ⅰ.ノイズトラブルの概要とノイズの取り扱い

  1.ノイズ障害の発生条件(ノイズのシステムモデル)
  2.ノイズ障害の背景
  3.ノイズのいろいろ
  4.代表的なノイズ源
  5.ノイズ発生の要因
    a.ノイズ源から直接に放射される火花や電磁気によるノイズ
    b.機器の実装上の原因によるノイズ(共通インピーダンス、クロストークなど)
  6.ノイズの分類(発生現象による分類と伝導形態による分類)
    a.発生現象による分類(連続性ノイズと間欠性ノイズ)
    b.伝導形態によるノイズ分類(ノーマルモードノイズとコモンモードノイズ)
  7.グランドとノイズの関わり

Ⅱ.ノイズ対策の基本

  1.ノイズ対策の基本
  2.ノイズ源特定の一般的な手順
  3.グランディング(グランドループの解消と正しいグランドの構築)
  4.シールディング
  5.アイソレーション
  6.フィルタリング(コモンモードチョーク、ローパスフィルタなど)
  7.ノーマルモード対策の考え方
  8.コモンモード対策の考え方
  9.ノイズ対策部品の特徴と特性

BGAの観察から強制剥離、断面や基板の観察、不良解析の手順までをわかりやすく解説!

現場から学ぶBGAの観察と不良解析への応用 ~デモ付~

日時:2012年2月29日(水) 10:30~17:30

【受講対象】

・電子部品の実装における研究開発、技術、設計、品質管理、信頼性保証、故障解析などに関わる方や、はんだ、BGA材料の研究開発等に関わる方

【修得知識】

・現場における実務で活用出来るBGAの観察と不良解析、および対策を学べます
・書籍:「カラー写真で見るマイクロソルダリング不良解析」を当日お配りします
※講義時間中に顕微鏡による不良解析の実演を行います。不良解析をご希望の方は、製品をお持ち寄りください

【講師の言葉】

 電子機器の小型・薄型化に伴い、実装にBGAの採用が進んでいます。その一方で、BGAは実装後の状態観察が難しいいため、BGAの不良解析は非常に困難を極めます。
 本セミナーでは、講師がこれまで数多くの現場にて不良解析を行ってきた経験を基に、不良解析技術の実際を分かりやすく解説致します。
 はんだ付けにおける物理・化学的性質から、BGAの観察、強制剥離、断面観察等について紹介致します。不良解析についても、解析のポイントが明解となり、実務にて役立つよう指導致します。 

【プログラム】

Ⅰ.はんだ付けに関わる簡単な物理的・化学的性質

  1.良くも悪くできるのも、その状態に至った物理的化学的現象があったから
  2.物理的化学的現象の理解

 はんだ付けは難しいと頭を抱える方がいますが、種を明かすと多くの人が「何だ、こんなことだったのか」私は思わず「えっ!どうして分からないの?」これが物理的化学的現象
 

Ⅱ.BGAの観察

  1.色・形の違いを見つける
  2.何が起きたかを検証する

 不良の原因を突き詰めると、汚れ・熱・力の3点である。本当にしっかり観察していますか?観察したつもりでしょう。刑事は100回現場を見る。これが不良解析の真髄。
 

Ⅲ.未使用BGAの強制剥離

  1.BGAのボールの外観観察
  2.接合界面の観察

 試験で○○グラムの力を掛けてはずれなければ良い。と言うのではない。大切なのは、どの位置で剥れたか、その箇所ではどのような状態になっているかが重要である。未使用のBGAを剥がして、どうして剥離面から液体が滲んでくるのか?
 

Ⅳ.断面観察

  1.電子顕微鏡による観察に突入とその誤解
  2.基本は光学系の断面検証
 
 断面観察は先ず実体顕微鏡で観察し、次に金属顕微鏡で観察する。そのためには断面観察試料は正確に研磨しなければならない。単に接合部の見るだけではなく周りの樹脂の組織、ボイド内の汚染物質などたくさんある。結論が出るまでとことん追求し、最後に裏をとるのが電子顕微鏡関連である。いきなり電子顕微鏡でいい加減な研磨で何が分かりますか?
 

Ⅴ.基板

  1.基板の良否の理解
  2.メーカ生産現場の測定器による管理で判断
 基板はアセンブリでは大地に相当する。大地が液状化すると分かっていて建物を建てるか?と言う疑問がある。そう言う観点から見た時に貴方の会社は、いや貴方は基板のことを理解していますか?未使用のBGAだって根本的に金メッキ基板がどれだけ悪さをしているか?
 

Ⅵ.不良解析の手順

  1.全てのはんだ付け状態の観察
  2.指紋の有無の観察
  3.ゴミ、傷、汚れの観察
  4.設備管理、教育のレベルの理解
  5.最後に不具合部にメス楽しくなります
 
 最後に観察するところが不具合部。いきなり不具合部を切り出して電子顕微鏡で観察して何が分かりますか?20年前に生産したアセンブリが発火した。しかし、調査したところ、ゴミが全くない。機密性の高い使用環境と言うことが判断できる。であるならば、20年後の今日に至るまで使用環境からの因子は作用していない。解析のポイントが明解になる。と言うものである。

設計現場で使われている先人の知恵やプロの手法を学び、設計業務に活かそう!

実務での問題点を解決する機械設計の基礎と製図力を向上させる方法~演習付~

日時:2012年2月28日(火)10:30~17:30

【受講対象】

・機械設計経験が1~5年くらいの方や、高校大学企業などで機械設計製図の教科指導をされている方に最適です。またはこれから機械設計の業務に携わる予定の方

【予備知識】

・機械製図法を履修されている方ならどなたでも受講いただけます
・寸法記入演習のためのものさしを持参ください

【修得知識】

・時間が短いので修得は難しいかもしれませんが、機械設計手法を数多く知ることができます。設計業務において必要に応じてそれらの手法を使用してください

【持参品】

・関数電卓、ものさし(30cm)

【講師の言葉】

 実際に商品としての機械製品を設計してみると、学校で習ってきたはずなのに機械図面がうまく書けない。書いてもモノにならなかったり加工さえできない..なんてことに気付かれると思います。それは図面が生きていて生かすコツがあるからです。つまり1人前の機械設計者になるために通らなければならない道、考え方が存在するということです。
 この講座では設計現場で使われている先人の知恵やプロの手法を時間の許す限りたくさん紹介しようと思います。それによって実務で困ったときや乗り越えなければならない壁に出会ったときに必ず役に立つと確信しております。
 なるべく演習を取り入れたり、対話をしながらの講習会に心がけようと思います。どうか機械設計入門者の方や教育に携わっている方はぜひご参加ください。機械設計や教育に関してのご相談などがあればとても幸いです。できるだけ対応したいと考えております。 

【プログラム】

Ⅰ.プロの設計手法

  1.軸-穴のハメアイで、スキマ0.001mmを実現したい
  2.製品組み立て時に発生する累積寸法公差の扱い方,公差解析(演習)
  3.設計の始まり:計画図(構想図)の描き方
    a.計画図とは
    b.単品部品の計画図の描き方
    c.製品全体の計画図の描き方
  4.組立て図中の寸法はリミット表で管理しよう
  5.寸法記入が満足にできれば“設計者”
    a.寸法記入の考え方
    b.寸法記入手順(演習)

Ⅱ.機械設計者の「ワザ」

  1.世の中「限界設計」だらけ?(演習)
  2.機械製図の難関「幾何公差」について
  3.機械設計者の必需品「シール(密封)」「潤滑」「耐熱・耐振動」をマスターしよう
  4.50(±0.3)と50.3(+0,-0.6)で加工者心理の違い
  5.設計上は不要、でも加工上は必要

Ⅲ.機械設計の心構え

  1.機械設計者の鉄則!「困った時はモノに聞け」
  2.製品は美しくなければならない
  3.機械設計の第一歩はまねることである
  4.機械加工を知ること.~加工基準と設計基準~
    a.加工者の視線で描く
    b.加工機械を適切に選定する.
    c.寸法は「加工基準」と「設計基準」を使い分ける
  5.機械設計力を支えるもの
  6.「他人(ひと)の図面はウソの図面」ってどういう意味?

デジタル回路設計技術者にも不可欠となる高周波回路設計と測定法をマスターし、製品開発に活かそう!

高周波回路設計の基礎とそのノウハウ~演習付~

日時:2012年2月27日(月) 10:30~17:30

【受講対象】

・これから高周波に関する業務に携わる方
・高周波関係業務に携わって2、3年程度の方
・高周波含む、アナログ、デジタル回路設計にたずさわる方々

【予備知識】

・電気・電子回路の基礎知識

【持参品】

関数電卓をご用意ください

【修得知識】

・高周波に関する基礎知識
・高周波測定の基本について
・マッチング調整法
・パターン設計の基礎
・主要高周波回路ブロックの概要
・高周波フィルタ、アンプ、スィッチ、発振回路

【講師の言葉】

 従来の無線回路ばかりでなく、ディジタル回路においても高周波の信号が使われている現在、電子機器関係の設計者にとって高周波回路の設計技術は必要不可欠なものになっています。しかし、急速なディジタル化によってアナログ回路がないがしろにされたため、高周波回路を含めたアナログ回路の設計技術者が非常に不足しています。
 本講座では高周波回路の基礎を中心に学習します。高周波回路の基本、高周波機器を構成する各種回路の動作・特性への理解を深め、その特性評価に必要な高周波回路の測定方法も併せて習得します。

【プログラム】

Ⅰ.高周波回路の基礎

  1.波長と電気長
  2.分布定数と特性インピーダンス
  3.反射
  4.Sパラメータ
  5.スミスチャート
  6.インピーダンス・マッチング

Ⅱ.高周波測定の基礎

  1.低周波測定と高周波測定の違い
  2.高周波測定器
  3.パワーの測定
  4.ネットワーク・アナライザによる測定
  5.P1dBの測定
  6.IP3の測定
  7.実際のマッチング調整方法

Ⅲ.受動部品(L、C、R)の特性

  1.高周波でのチップコンデンサの特性
  2.高周波でのチップインダクタの特性
  3.高周波でのチップ抵抗の特性
  4.受動部品の特性測定方法

Ⅳ.パターン設計の基礎

  1.いろいろな伝送線路
  2.高周波ではパターンも重要な部品
  3.高周波回路用基板
  4.パターン設計の注意点

Ⅴ.基本回路ブロックの基礎

  1.高周波フィルタ
  2.高周波アンプ
  3.高周波スイッチ
  4.高周波発振回路
  5.高周波ミキサ

Ⅵ.その他回路・素子・部品

  1.アッテネータ
  2.スプリッタ
  3.電力分配器/合成器
  4.方向性結合器
  5.バラン
  6.サーキュレータ/アイソレータ

事例を挙げて異種金属接触腐食のメカニズムと対策を学び、実務にて適用するための特別講座!

異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)と対策技術

日時:2012年2月24日 (金) 10:30~17:00

【受講対象】

・異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)のメカニズム・対策技術をより詳しく知りたい方
・設計、生産・製造、品質保証、工務、営業などの部署で、これから腐食を学ぼうとする方
・研究開発部署で、これから腐食を学ぼうとする方、実際の腐食事例・対策を知りたい方

【予備知識】

・高校程度の物理・化学

【修得知識】

・異種金属接触腐食だけでなく、腐食・防食そのものの基礎知識が得られる
・異種金属接触腐食のメカニズムと防止策がわかりやすく理解できる
・異種金属接触腐食と表裏一体の関係にあるカソード防食についても理解が得られる

【講師の言葉】

 異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)は、条件によっては、通常の腐食の100倍にも及ぶ速度で被害をもたらすことがあり、確実な防止対策が必要である。
 本講座では、異種金属接触腐食について、その事例、メカニズム、および防止対策をわかりやすく解説する。異種金属接触腐食と表裏一体の関係にある犠牲陽極を用いたカソード防食についても説明する。また、これらの挙動を解析的に予測する技術とその適用事例を紹介する。
 

【プログラム】

Ⅰ.異種金属接触腐食とは

Ⅱ.腐食事例:海水用機器・構造物、配管、その他

Ⅲ.腐食メカニズム

  1.単一金属の腐食
    a.単一金属の腐食反応
    b.電位・分極曲線と腐食速度
    c.環境条件の影響
  2.異種金属接触腐食
    a.異種金属接触腐食の反応
    b.カソード防食のメカニズムと方法
    c.電位列・分極曲線と腐食速度
    d.影響因子
    e.簡単なモデルでの腐食速度の計算

Ⅳ.防止対策(基礎と応用事例)

  1.材料選択
  2.面積比の留意
  3.絶縁対策、コーティング
  4.カソード防食
  5.その他、設計上の工夫

Ⅴ.数値解析による腐食速度および電位の予測

  1.異種金属接触腐食とカソード防食
  2.数値解析技術の必要性
  3.境界要素解析技術
  4.境界要素解析システムの開発と適用事例

Ⅵ.Q&A

基礎概念から習得し、演習を通して改善のポイントを身につけ、より良いGUI設計に活かそう!

わかりやすいUIの設計と画面構成のポイントおよび事例~演習付~

日時:2012年2月24日 (金) 10:30~17:30

【受講対象】

・電子機器、アプリケーション、ゲーム、システムなどの研究・開発・設計に携わっている方
・UI開発に関する知識を身に付けたいエンジニア、デザイナー、プランナーの方

【修得知識】

使いやすいUIを設計する為の判断基準がわかる

【講師の言葉】

 様々な電子デバイスやアプリケーション等、消費者がコトを行なう上で重要な位置を占めるインタフェースの設計について、実際の開発者によってわかりやすく講義します。 デザイナーの方はもちろん、それ以外の方も製品開発の上で活かせる考え方が身に付きます。
 本セミナーでは事例紹介や、UIについてのディスカッションを取り入れ、より実践的な内容になっております。

【プログラム】

Ⅰ.講義

  1.UCDとは
    a.UCD
    b.ユーザ情報
    c.人の認知構造
  2.画面構成概論 
    a.画面構成とは
    b.事例紹介
  3.画面構成入門
    a.操作フロー
    b.群化とチャンク
    c.評価

Ⅱ.演習

  ・講義の内容を基にした演習。ディスカッションを含みます。

Ⅲ.まとめ

  ・総括、その他

新しい電力変換器として注目を集めるマトリックスコンバータを徹底解説!マトリックスコンバータの動作原理・特徴の理解と、具体的な製品化例・導入効果を学び、応用・活用方法を知る!

マトリックスコンバータの基礎と各種用途への応用技術

~特徴・種類・動作原理と制御技術・応用展開~

日時:2012年2月23日(木) 10:30~16:30

【受講対象】

 電気機器の開発設計・研究部門の方、または電気回路・電気機器および制御工学について初歩的な知識がある方。
 

【講座のポイント】

 本セミナーでは、小型・高効率化・長寿命化が実現できる新しい電力変換器、マトリックスコンバータの動作原理とその応用技術については幅広く解説します。

 特にマトリックスコンバータは従来とインバータと異なり、交流入力電圧を所望の交流電圧に直接変換するため、動作が難しく、また、いくつかの制約がある。従って、動作原理とその制約を理解し、特徴を活かしながら応用することが重要です。

 セミナーでは、インバータの動作原理と問題点から説明し、なぜいま、マトリックスコンバータが注目されているか、その特徴や動作原理を解説します。その後、具体的な製品化例と特徴を解説し、導入効果を示します。さらに、学会などに報告されている最新研究事例など幅広い応用技術について解説します。
 

【プログラム】

1.現在のインバータの問題点

  1.1 インバータとは
  1.2 インバータの高効率化技術
  1.3 高調波問題

2.マトリックスコンバータの特徴

  2.1 マトリックスコンバータとは
  2.2 マトリックスコンバータの利点,欠点
  2.3 マトリックスコンバータの用途

3.マトリックスコンバータの構成

  3.1 主回路構成
   (9スイッチ構成とインダイレクト形)
  3.2 逆阻止IGBT
  3.3 周辺回路と保護回路

4.マトリックスコンバータの制御法

  4.1 入出力制御の考え方
  4.2 仮想AC/DC/AC制御
  4.3 AC直接制御

5.マトリックスコンバータの製品への適用

  5.1 汎用インバータへの適用
  5.2 高圧大容量への適用

6.マトリックスコンバータの応用技術

  6.1 絶縁型電源(AC-DC,AC-DC)への応用
  6.2 インダイレクト形のマルチ連系システムへの応用
  6.3 大容量化への展開
  6.4 風量発電への適用

(質疑応答)

アナログ増幅回路を安定動作させるためのセミナー!増幅度が無限大に近いという大きなメリットがあるネガティブフィードバック設計をボード線図で修得できる特別講座!

スイッチング・コンバータのネガティブ・フィードバック設計とそのポイント

日時:2012年2月22日(水) 10:30~17:30

【予備知識】

・交流回路理論
・スイッチング・コンバータなど一般的アナログ・エレクトロニクス回路
・自動制御理論
・ディジタル信号処理理論
 

【持参物】

・筆記用具、ノート、使い慣れた関数電卓、定規(20cmくらい) 
 

【修得知識】

・アナログ、ディジタル問わずスイッチング・コンバータのネガティブ・フィードバック設計技術
 

【講師の言葉】

 スイッチング・コンバータをネガティブフィードバックの立場から見た講演をします。この付近は、従来ほとんど議論されていません。そこで今回は、基礎的なネガティブ・フィードバックの手法を用途をスイッチングコンバータに限定して解説します。

 そのなかで従来のアナログまたは新しいディジタル・デバイスによる違いを、古典制御の観点から手法の違いを織り交ぜて話をします。 
 

【プログラム】

Ⅰ.(序章)バーチャルショートは、発生するのか?

Ⅱ.ネガティブ・フィードバックって何?

  1.クローズド・ループゲインを求める
  2.ネガティブ・フィードバックの長所・短所
  3.身近なOPアンプ回路のネガティブ・フィードバック・モデル

Ⅲ.伝達関数について考察する

  1.伝達関数は、数学者の言葉
  2.一次遅れ系の伝達関数
  3.一次進み遅れ系の伝達関数
  4.二次遅れ形の伝達関数
  5.ポール、ゼロ点

Ⅳ.安定性の条件

  1.安定性の条件
  2.クロスオーバ周波数、位相マージン

Ⅴ.ボード線図で、ネガティブ・フィードバック設計

  1.ネガティブ・フィードバック設計のポイント
  2.ボード線図の書き方

Ⅴ.スイッチング・コンバータの伝達関数

  1.状態平均化法
  2.バックコンバータの伝達関数
  3.ブースト・コンバータの伝達関数

Ⅵ.ネガティブ・フィードバック設計のポイント

  1.TypeⅠ型エラーアンプの伝達関数
  2.TypeⅠ型エラーアンプを使ったネガティブ・フィードバック設計のポイント
  3.TypeⅢ型エラーアンプの伝達関数
  4.TypeⅢ型エラーアンプを使ったネガティブ・フィードバック設計のポイント
  5.TypeⅢ型エラーアンプの実例
  6.TypeⅢ型エラーアンプの注意点

Ⅶ.TypeⅠ型エラーアンプの設計

  1.gm型エラーアンプを使う
  2.gm型のTypeⅠ型エラーアンプのボード線図
  3.TypeⅠ型エラーアンプの実例

Ⅷ.アナログからディジタルへ

  1.双一次変換
  2.ディジタル型PI制御
  3.ディジタル型PID制御

フラクトグラフィによる金属材料の破損解析技術について実例を交えながら解説する!

金属材料の破断面解析技術とその事例

日時:2012年2月23日(木) 12:30~16:30 

 

【受講対象】

機械・金属・建設関連技術者など

【習得できる知識】

フラクトグラフィの初歩的な技術
 

【講座のポイント】

 破壊原因調査において最もよく用いられ、かつ有効な手法がフラクトグラフィ(破面観察)である。
フラクトグラフィとは、金属の破断面を目視や電子顕微鏡で観察し、その様相から破損原因を推定する手法であり、き裂の進展方向や負荷状況を推定する技術である。
 今回は、実例を交えた主な破壊機構と、それぞれの破面の特徴を解説し、初歩的なフラクトグラフィ技術を紹介する。
 

【プログラム】

1.破面マクロ観察

  1-1.塑性変形について
  1-2.破面の凹凸など
  1-3.起点位置の推定   
  1-4.き裂前縁形状
  1-5.ラチェット模様
  1-6.ビーチマーク
  1-7.放射状模様
  1-8.山形模様
  1-9.シヤーリップ
  1-10.破面の粗さの変化
  1-11.最終破断部

2.金属の代表的な破壊

    2-1.延性破壊
    2-2.脆性破壊
    2-3.疲労破壊   
    2-4.応力腐食割れ
    2-6.水素誘起割れ(遅れ破壊) 

3.破損原因調査事例紹介

【質疑応答・名刺交換・個別相談】

キーワード:金属,破面,観察,破断面,フラクトグラフィ,破損,破壊,原因,調査,強度,講習会,セミナー

高効率かつ排熱・余剰エネルギーの回収利用が可能というメリットから適用が拡がる!ヒートポンプの種類から特長、設計と運用、実機の応用展開まで学び業務に役立てよう!ヒートポンプと原理が同じで動作する「冷凍機」についても同時に解説致します!

ヒートポンプシステム設計の基礎とその高効率化

日時:2012年2月16日(木) 10:30~17:30

【受講対象者】

 ・冷凍、空調に携わっている方.関連分野の初級設計技術者.関連分野の技術営業等の専門知識を必要とする方

 ・ヒートポンプの活用を今後検討したい方

 ・ヒートポンプ・冷凍技術関係で何かお困りの方

 ・ヒートポン プに興味のある方

【予備知識】

 ・一般的な工学の基礎知識を有することが望ましいが、 特になし

【修得知識】

 ・「ヒートポンプ」「冷凍機」の全般の基礎知識。これらの実践的な設計のポイント

【講師の言葉】

 最近では、地球環境問題とりわけ温暖化に関する国際的な関心が高まっています。これらの問題に技術的に対応するには、再生可能エネルギーの利用を進め、より効率的な機器を用い、また排熱や余剰エネルギーを回収して再利用していくことが重要となります。

 「ヒートポンプ」は、高効率で、排熱・余剰エネルギーの回収利用が実現可能な機械システムで、日本が世界をリードする省エネ技術のひとつです。今後ますます厳しくなるエネルギー事情に合わせて、これらの技術を大いに活用し、エンジニアの最大ミッションである人や社会を豊かに幸せにしていかなければなりません。

 本講習会は、「ヒートポンプ」全般の概要と実践的な技術ポイントを取り上げます。また、「冷凍機」は「ヒートポンプ」と同じ原理で動作する機械システムなので、一緒に解説を進めます。「ヒートポンプ」といってもその種類と応用分野は広く、これらすべてを詳細に解説することはここではできませんが、本講習会ではヒートポンプの基礎知識、蒸気圧縮式ヒートポンプの設計関連技術を得ることができます。また、蒸気圧縮式ヒートポンプをはじめ、いくつか例を挙げて、特長、原理、設計ポイント等をやさしく解説します。

 ヒートポンプや冷凍機の初級設計技術者およびこれらに携わる方、関連分野に携わる方々に参集いただき、「冷凍機」「ヒートポンプ」の基礎知識を深めていただき、この分野の技術がますます発展することを期待します。

【プログラム】

Ⅰ.ヒートポンプとは何か

  1.ヒートポンプとは
  2.冷凍機とヒートポンプ
  3.基本構成
  4.ヒートポンプの歴史

Ⅱ.ヒートポンプの種類と特長

  1.ヒートポンプの分類
    a.温度領域による分類と冷凍能力による分類
    b.効率からみた冷凍機およびヒートポンプ
  2.種類と特長
    a.主な冷凍機の種類
    b.蒸気圧縮式冷凍機
    c.ターボ冷凍機
    d.吸収式冷凍機
    e.蒸気噴射式冷凍機
    f.空気圧縮式冷凍機
    g.磁気冷凍機
    h.スターリング冷凍機
    i.ペルチェ式冷凍機
    j.その他の冷凍機

Ⅲ.蒸気圧縮式ヒートポンプ理論の基礎

  1.カルノーサイクル
    a.カルノーサイクルとは何か
    b.可逆サイクル
  2.蒸気の一般的な性質
    a.蒸気とは
    b.相変化の関係
    c.蒸気の状態量
  3.気液二相サイクル
    a.気液二相サイクルとは
    b.ランキンサイクル
    c.逆ランキンサイクル

Ⅳ.蒸気圧縮式ヒートポンプの設計と運用

  1.構成要素
  2.熱収支と圧縮比
  3.冷房能力と暖房能力
  4.成績係数の求め方
  5.圧縮機
  6.熱交換器
  7.保守メンテナンス

Ⅴ.ヒートポンプと環境問題

  1.冷媒の話
  2.地球環境問題
    a.オゾン層破壊
    b.地球温暖化
    c.ヒートアイランド現象
  3.高効率化と省エネルギー

Ⅵ.ヒートポンプと応用技術

  1.空気調和機
  2.給湯機
  3.蓄熱技術
  4.その他の技術

Ⅶ.質疑応答

ヒートパイプ、ヒートスプレッダー、ヒートシンクについて理解を深め、設計上の留意点を把握することで、発熱、温度上昇起因でのトラブルを未然に防ぐ!

電子機器の放熱冷却設計

~その基礎と応用/使いこなそうヒートパイプとヒートシンク~

日時:2012年3月22日(木) 12:30~16:30

 

【講座のポイント】

 電子機器・装置の放熱冷却は古くて新しい普遍性のあるテーマですが、重要性は、高密度に実装する技術とデバイスの高出力、高速化に伴いますます増加してきています。パソコンゲーム機等でのCPU冷却、LED照明での冷却課題、EV等でのインバータ冷却などの分野などではこうした要求、傾向が顕著であり、今後の製品開発にも避けて通れなくなっています。

 一方で、放熱冷却に使われる道具のほうも進歩してきており、発熱対策という悩ましいニーズに対し、その有力な部品であるヒートパイプ、ヒートスプレッダーやヒートシンクを理解し、うまく使いこなして行くことが本分野にかかわる技術者の基本です。

 本講演ではこれらの部品類について理解を深め、設計上の留意点などについても解説することで、発熱、温度上昇起因でのトラブルを未然に防ぐことが出来るよう、解説していきます。 また最近の放熱技術課題、技術動向についても紹介することで、今後の電子機器冷却の動向に対する理解、認識を深めていただけます。是非ご参加ください。
 

【プログラム】

1.放熱冷却技術と伝熱の基礎

  1.1 放熱冷却現象とニーズ
  1.2 各種伝熱形態とその熱抵抗

2.ヒートパイプ

  2.1 ヒートパイプとは、その特徴と概要
  2.2 作動原理と種類
  2.3 熱輸送量とその限界について
  2.4 ヒートパイプ品質と故障モードは?
  2.5 各種応用事例
  2.6 使いこなそうヒートパイプ

3.ヒートシンク

  3.1 ヒートシンクの種類
  3.2 ヒートシンクの特長と性能
  3.3 ヒートシンクの選定方法と注意点

4.放熱冷却技術の課題と動向

  4.1 エレクトニクス分野における最近の課題
  4.2 放熱部品の最近の進歩(ヒートスプレッダー、サーマルシート、電子冷却等)

(質疑応答・名刺交換・個別相談)

プログラムの高速化と安全性を高めるための特別セミナー!CUDAを用いたプログラミングを実習し、速いプログラムを書くための考え方、デバッグ技法を修得し、応用に活かそう!

GPGPU/CUDAプログラム開発とデバッグ手法 ~1人1台PC実習付~

日時:2012年2月13日(月) 10:30~17:30

【受講対象者】

 ・CUDAについてのプログラミング、デバッグ技法を身につけたい方

【予備知識】

 ・C言語、もしくは、C++によるプログラミング知識

 ・Visual Studioの基本的な使い方を知っていること

【修得知識】

 ・ CUDAによるプログラミングを行うことができるようになる

 ・ CUDAプログラムのデバッグ技法を身につけることができる

【講師の言葉】

 本講座では、NVIDIAによるGPGPU環境であるCUDAを用いた開発について、PC上での実習を通して習得します。あわせて、デバッグ手法についても、類例や対応を学びます。

 CUDAは、数万スレッドに及ぶ並列処理を前提としたプログラミング環境であり、通常のプログラムの開発とは異なるスタイルでのプログラミングを行います。いくつかの例を用いて実習形式で、プログラミングを習得します。

 次に、GPUのハードウエアアーキテクチャを理解し、速いプログラムを書くための考え方について学びます。いくつかのプログラムについて、プロファイラもあわせて使用し、GPUハードウエアの性能の限界を探り、いかにGPUが高効率なハードウエアであるかを確認します。

 最後に、デバッグ技法について、いくつかの典型的なバグのパターンの紹介を含め、解説します。通常、ログ出力やデバッガによる変数の参照等で対処できる簡単な問題であっても、CUDAにおける数万スレッドの並列実行時では、どのスレッドを見ればよいかすら、わからない場合もあります。現在、Windowsでは、NVIDIAによるParallel NsightというGPUハードウエアデバッガやツールが提供されており、デバッグ環境は大きく改善しています。実演を通して、デバッグの実際を理解していただきます。

【プログラム】

Ⅰ.CUDA開発の基礎知識

  1.CUDAソフトウエアアーキテクチャ
  2.開発環境

Ⅱ.開発実習

  1.サンプル1 ホスト/デバイスメモリの扱い
  2.サンプル2 小規模なカーネル(並列リダクション)
  3.サンプル3 スケールするカーネル(並列リダクション)

Ⅲ.GPUの特性

  1.CUDAハードウエアアーキテクチャ
  2.高いパフォーマンスが得られる理由
  3.速いプログラムを書くために
  4.実アプリケーションで性能の限界を探る

Ⅳ.バグのパターンとデバッグ

  1.本当にバグか?
    a.デバイスのチェック
    b.ドライバのチェック
    c.インストールのチェック
  2.実は、カーネルが実行されていない
  3.カーネルが完了していない
  4.演算時間の長いカーネルの異常終了
  5.CPUとGPUのポインタの混同
  6.メモリアクセスのバグ
  7.共有メモリの同期漏れ
  8.ループ内での同期不整合
  9.性能が出ない
  10.結果があわない、毎回違う

機器の目標品質と高信頼性・安全性・長寿命達成のためのセミナー!製品の信頼性確保、寿命予測に必要となる試験結果解析と手法を演習から修得し、故障のない、より安全な製品つくりに活かそう!

電子部品における信頼性の基礎とワイブル・寿命解析実践講座 ~演習付~

日時:2012年2月13日(月) 13:00~17:30、14日(火) 9:30~17:00

【受講対象者】

 ・以下の職掌の入門レベルの方々、又は多少信頼性工学を勉強したが、実務でどういうことをすれば良いかよくわからない方々

 ・品質保証、品質管理

 ・開発

 ・故障解析 

【予備知識】

 ・統計の基礎知識

 ・高校数学 

【修得知識】

 ・信頼性の基礎数理

  信頼性工学の基礎

  寿命の考え方、信頼性・信頼度の意味、信頼度を左右する条件、信頼性を表すデータの種類と特徴、信頼性・信頼度に関する諸関数の定義、特徴

 ・ワイブル解析

  データの並べ方から、数表の作成方法、確率紙への打点、作図、信頼性特性値の読み取り方

 ・寿命モデル解析

  実際の不具合解析の結果の説明やグラフ用紙に受講者自身が作図する演習によってその解き方

  寿命モデル式の算出方法、ある寿命を保証するための加速試験(短時間試験)条件の算出方法と寿命モデル全般について 

【講師の言葉】

 異分野からの異動や社内で新たに品質保証分野へ着任された方々が、信頼性工学を学ぶ上で特に重要なことは、「信頼性」に関わる現象を、俯瞰的に見る目を持つことと、個別の問題に対処する能力が求められる事と思われます。

 俯瞰的な目で見ることは書物に頼ることで概要をつかむことが出来る場合もありますが、いざ具体的な計算になると書物の練習問題と理論解説とが結びつかなることを、私自身が多く経験してきました。

 今回の講座は非常に単純なモデル計算から、実務的な計算まで、受講者ご自身が計算してみることで、実践的な個別の問題に対応できるよう実務力をつけることをねらいとします。 

【プログラム】

Ⅰ.信頼性の基礎数理

  1.信頼性と信頼度
  2.信頼性データの種類と特徴
  3.信頼性関数の種類と意味
  4.信頼度R(t)と不信頼度F(t)
    a.R(t)とF(t)の意味
    b.ノンパラメトリックなF(t)、R(t)の求め方
  5.確率密度関数f(t)
  6.平均寿命
    a.MTTFとは
    b.MTTFの算出方法
    c.MTTFを取り扱う上での注意事項
  7.故障率関数
    a.瞬間故障率
    b.バスタブカーブ
    c.平均故障率
    d.区間推定
  8.累積ハザード関数
  9.代表的な信頼性分布の種類
    a.正規分布
    b.対数正規分布
    c.指数分布
    d.ワイブル分布
  10.参考文献

Ⅱ.ワイブル解析

  1.はじめに
  2.ワイブル確率紙について
  3.ワイブル分布の性質
    a.ワイブル分布の信頼性諸関数
    b.ワイブル分布の平均値と分散
  4.ワイブル確率紙の構成
  5.ワイブル確率紙によるデ-タ解析法
  6.累積ハザ-ド紙(ワイブル型)によるデ-タ解析
    a.累積ハザ-ド紙の構成    
    b.累積ハザ-ド紙による解析手順
    c.区間データの解析
  7.データ解析の種類
    a.競合型モデルの解析
    b.混合型モデルの解析
    c.複合型モデルの解析
    d.位置パラメータγの導入
  8.B10、B1、B0.1寿命と平均寿命
    ・参考文献

Ⅲ.寿命モデル解析

  1.はじめに
  2.反応速度論モデル
  3.アレニウス解析
    a.アレニウスモデル
    b.アレニウスプロット
    c.2点間の温度加速係数の求め方
    d.温度に関する経験式
  4.アイリング解析
    a.アイリングモデル
    b.アイリングプロット
    c.2点間における加速係数の求め方
    d.重回帰分析による寿命モデル式の算出
  5.その他の劣化特性式
    ・参考文献

難加工材で溶接が最も難しいチタンの接合技術!チタンの接合技術と信頼性、異種金属との接合技術を修得し、製品開発へ活かそう!

チタンの接合技術と新製品開発への応用

日時:2012年2月13日(月) 10:30~17:30

【受講対象者】

 ・チタンを利用して新規事業、新製品開発を考えている経営者・管理者

 ・チタンの溶接技術を向上しようとしている技術者、及び、これからチタン溶接を学ぼうとしている技術者

 ・チタン溶接製品を対象とする商社・マネージメント・デザイナー

 ・情報機器、電力・熱交換器、化学装置、精密機器、医療機器、航空機、眼鏡、ゴルフ用品、アクセサリー等チタンを加工応用する企業の方

 ・現在、チタン溶接技術を持っている人も、持っていない人も理解でき、成果が上がるように考えられている

【予備知識】

 ・チタンを利用した、新製品開発、新技術開発に関心の高い人

 ・チタン溶接技術の経験は無くてもよい

【修得知識】

 ・チタンを利用して可能な新製品や新事業開発の実例とヒント

 ・最新の各種のチタンの溶接技術を全体的に把握

 ・難加工と言われるチタンティグ溶接技術の向上

 ・チタンと異種金属の接合技術

【講師の言葉】

 チタンは軽く、強く、錆びない、アレルギーも起こしにくいなどの理由から近年多くの用途が開発され、新規事業も盛んである。一方、チタンは難加工材といわれ、加工できる会社が少ない。特に溶接は最も難しいとされている。

 この理由の第1はチタンの各種性質が鉄鋼などと大きく異なっていることであるが、第2に、チタンは工業生産化してからわずか60数年という若い金属なので、鉄鋼、ステンレス鋼のように技術基盤データが十分でない、経験が十分でないことにある。

 最近、チタンの各種性質についての研究開発が進み、チタンを利用した新製品が続々出るようになった。溶接技術も進んできた。

 ここでは、チタンを切り口に新規事業を考える経営者・管理者及びチタン溶接技術者を対象に、チタン製品実物を手にとっての問題点と解決策の説明、又溶接品質に重要な溶接シールド治具の実物を詳しく見ながら、トラブル事例も含めて「チタン溶接を活用した経営・管理」と「ものづくり技術向上」の両面からチタンの溶接を解説する。

【プログラム】

Ⅰ.チタンの用途と特性

  1.世界と日本におけるチタンの市場
    a.世界におけるチタンの市場と国別生産量
    b.日本におけるチタンの市場と生産企業
    c.世界におけるチタンの市場動向
  2.チタンの用途開発の歴史と活用されたチタン特性
    -チタン製品を実際に手にとってみようー
    a.航空機用途のチタンと比強度、
    b.電力・熱交換器と対海水耐食性
    c.化学装置と薬品耐食性
    d.眼鏡部品、腕時計 と低比重及び装飾性
    e.ゴルフ用品等スポーツと利用された特性
    f.アクセサリーと対アレルギー性
  3.期待されるチタン新規用途
    a.インプラント等医療用途と人体親和性
    b.チタンの光触媒
    c.真空装置におけるガス放出性
    d.IT産業、医療産業におけるイオン放出性

Ⅱ.チタンの接合及び溶接技術

  1.チタン接合技術
    a.溶融溶接
    b.抵抗溶接
    c.ろう接
    d.圧接
    e.拡散接合
    f.摩擦撹拌接合(FSW)
    g.機会接合
    h.接着
  2.最も利用頻度の高いティグ溶接
    a.チタンティグ溶接のトラブル事例と解決策
    b.チタンティグ溶接におけるコンタミネーション対策
    c.チタンティグ溶接における治具設計
    d.シールド治具実物での留意点チェック
  3.チタンティグ溶接作業の留意点
    a.溶接装置
    b.イナートガスシールド装置
    c.ストリンガービード
    d.タングステン混入防止
    e.チタン溶接作業の手順
  4.チタンと異種材料の溶接
    a.チタンと異種材料の溶接はなぜ難しいのか
    b.非溶融溶接によるチタンと異材の溶接
    c.溶融溶接による異材溶接

Ⅲ.チタン溶接の母材と溶接材料

  1.チタン材料の種類と性質
  2.チタン溶接材料

Ⅳ.チタン溶接の信頼性と溶接技術者の信頼性

  1.チタン溶接部の試験・検査、
  2.チタン溶接者の検定試験と溶接部の色見本

ドライエッチングの基礎から最新技術までを網羅した注目セミナー!情報が得にくい装置やダメージについても詳しく解説!

最新プラズマエッチング技術

~基礎から装置構造、ダメージ、MEMSエッチングまで~

2012年3月19日(月) 11:00~16:30

 

【講座のポイント】

 下記のプログラムに沿って基礎から詳しく解説を行う。
 

【プログラム】

1.エッチングの基本的概念

  ・イオン、ラジカル、堆積性化合物の生成、電子温度・密度、中性分子の密度、気相反応、表面反応、形状制御、選択比

2.エッチングガスの物性

  ・ハロゲン化合物の一般的物性(特に融点、沸点について)
  ・ハロゲン化合物の電子物性とプラズマ中における解離

3.ケミカルドライエッチング

  ・SiO2のケミカルドライエッチング
  ・Siのケミカルドライエッチング

4.RIEについて

  ・並行平板型エッチング装置の種類と特徴
  ・ICP型エッチング装置の種類と特徴
  ・イオンエネルギー分布と酸化膜エッチング
  ・SiとF原子の反応と反応速度定数
  ・選択比と形状制御

5.添加ガスの役割

  ・O2添加効果
  ・N2添加効果
  ・希ガスの添加効果

6.エッチングダメージについて

  ・イオンダメージ
  ・チャージングダメージ
  ・レジストの荒れ

7.MEMSのエッチングと課題

  ・Si高速エッチングの課題
  ・酸化膜高速エッチングの課題
  ・不揮発性物質のエッチング

8.新しいエッチングガスの創製

  ・官能基の配置とイオン、ラジカルの発生との相関

9.まとめ

(質疑応答・名刺交換・個別相談)

小型化・微小化によりますます重要となっているマイグレーション対策!マイグレーションのメカニズムや評価・防止方法を修得し、不良や故障の未然防止、信頼性向上に努めよう!

イオンマイグレーションの成長メカニズムと防止方法

日時:2012年2月9日(木) 10:30~17:30

【受講対象者】

 ・電子部品・製品(材料を含む)の設計、製造または検査を行っている技術者、経営者

【予備知識】

 ・特になし(できれば電子・電気部品などの信頼性技術)

【修得知識】

 ・電子・電気部品および製品の信頼性設計・評価技術

【講師の言葉】

 フィールドでは実際に多くのマイグレーション現象による不良や故障が発生しており、しかもマイグレーション現象が既に発生しているにも関わらず、発見しにくい故障の一つである。それ故、製品の出荷後の対策は困難で、開発時および製造時に事前に考慮しておく必要がある。そして、この傾向は製品の小型化、微小化によってますます重要となってきている。

 本講習会では、比較的低電圧で発生する イオンマイグレーションについて、事前にマイグレーション特性を評価するために実施するマイグレーション試験および評価の具体的な技法、マイグレーション現象に伴って析出した金属のデンドライト(樹状模様)の成長メカニズムとフラクタル次元を用いた寿命予測方法、マイグレーション防止のための具体的な方法などを紹介する。

【プログラム】

Ⅰ.マグレーション現象

  1.マイグレーション現象の概要
  2.種々の材料のイオンマイグレーション
  3.マイグレーションに影響を与える種々の条件

Ⅱ.マイグレーション評価試験方法 

  1.マイグレーション評価試験用試料
  2.温湿度環境試験
  3.水溶液中試験
  4.その他の試験法

Ⅲ.マイグレーション評価方法

  1.光学的評価
  2.電気的評価
  3.その他の評価法
  4.マイグレーション試験の具体例(Ag導電塗料の場合)

Ⅳ.マイグレーション成長メカニズム

  1.析出物の成長
  2.デンドライトのフラクタル性
  3.寿命の予測方法
  4.マイグレーション成長の条件
  5.イオンマイグレーションのメカニズム

Ⅴ.マイグレーションの防止方法

  1.封止による方法
  2.材料による方法
  3.その他の方法
  4.実装におけるマイグレーションと対策例

低消費電力、高速応答、高機能など電源に対する高度化要求に対応した講座!動作の検証や変更が容易になる設計全体の効率化手法を修得し更に向上を目指したデジタル電源開発に活かそう!

ディジタル電源の基礎と設計手法・応用事例 ~デモ付~

日時:2012年2月7日(火) 10:30~17:30

【受講対象】

・各種装置組み込み用のディジタル電源の設計を検討している方
・ディジタル電源の設計を始めた電源回路設計者またはソフト設計者およびその管理者 

 

【予備知識】

・電源回路およびマイコンについての若干の基礎知識のある方

 マイコンのプログラム開発に関わるツールの使い方、開発言語、マイコンの詳細についてはセミナーの範囲外とし、これらについては、マイコンチップメーカーが行うセミナを受けていただくこととします

 

【修得知識】

・アナログ電源設計者でもディジタル化の原理が理解できるようになります 
・実際の電源回路設計に応用でき設計の完成度向上につながる 
・電源回路と組み合わせて安定化が可能な演算パラメータの設定法
・ディジタル電源の応用設計事例

 

【講師の言葉】

 ディジタル電源が脚光を浴びていますが、アナログ電源設計者にとってはソフト開発が入ってくるため敷居が高くなります。このセミナでは、アナログ制御とディジタル制御の比較によりディジタル電源の特長を解説します。そのため、アナログ制御電源の設計者でも容易にディジタル電源の特長が理解できます。

 ディジタルコントローラの導出方法を、アナログ制御とディジタル制御の共通な部分と異なる部分を含めて解説しますので、アナログ電源設計者でもディジタル化の原理が理解できるようになります。また、ディジタル化による問題点を解説します。設計時の注意点を理解しておくことにより問題の少ない設計が可能になります。

 ディジタルコントローラのパラメータ設定が試行錯誤になりがちですが、電源回路と組み合わせて安定化が可能な演算パラメータの設定法を解説します。

 実際に設計した例として、降圧コンバータとPFCを取り上げ、マイコンを含めた電源回路、ディジタル制御の原理、ディジタルコントローラの実装法を解説します。これにより、より具体的にディジタル電源が理解できます。

 最後に簡単なディジタル電源を実際に動作させ、制御パラメータがどのように出力特性に影響するか目で確かめることができ、パラメータのチューニングに役立てることがきます。 

 

【プログラム】

Ⅰ.ディジタル電源とは

  1.本セミナにおけるディジタル電源の範囲
  2.回路におけるアナログとディジタルの違いは何か
  3.制御におけるアナログとディジタルの違いは何か
  4.アナログ制御とディジタル制御の違いを実験で確かめる
  5.ディジタル化のメリットとデメリット
  6.ディジタル化によるコストメリットはどこまで得られるか

Ⅱ.ディジタル電源に要求されるマイコン性能

  1.ディジタル電源用マイコンの周辺回路の性能はどこまで必要か
  2.実用的なディジタル電源用マイコンにはどのようなものがあるか

Ⅲ.ディジタル化の手法

  1.電源回路に特化したフィードバック制御原理
  2.アナログ制御との比較によるディジタル制御の基礎
  3.ディジタルコントローラの実装手順と作成方法
  4.安定化が容易なディジタルコントローラ
  5.電源回路に対応した制御パラメータの設計方法

Ⅳ.ディジタル電源を動作させたとき問題になること

  1.ディジタル電源固有の各種問題
  2.スイッチングノイズに起因する問題と対処法
  3.リプル電圧・リプル電流による問題と対処法
  4.制御遅れが安定性に与える影響と対処法
  5.問題点を改善したディジタル電源の例

Ⅴ.降圧コンバータによるディジタル電源の設計事例

  1.マイコンを接続した電源回路例
  2.ディジタルコントローラの設計事例
  3.制御パラメータと出力特性の実験結果

Ⅵ.PFCによるディジタル電源の応用設計事例

  1.マイコンを接続した電源回路例
  2.PFCにおける電圧・電流制御の原理
  3.ディジタルコントローラの設計法
  4.制御パラメータと出力特性の実験結果

Ⅶ.ディジタル電源の実演

  1.実演する降圧コンバータ回路について
  2.ディジタルコントローラの実装内容
  3.制御パラメータをパソコンからリアルタイムに変更したときの出力応答特性の確認実演
  4.まとめ

海外部品調達の最新情報と調達部品を短期間で評価する方法を習得する!品質・信頼性のある部品を短期間で調達、評価、採用するためのノウハウを修得するための特別講座!

海外部品調達における信頼性評価と短期化およびその実際

日時:2012年2月6日(月) 10:30~17:30

【受講対象】

・電気・電子機器の設計・開発の設計者、信頼性設計担当者、購買担当者、品質保証担当者

 

【予備知識】

・品質管理の基礎知識
・信頼性技術の基礎知識
・電気・電子工学の基礎知識

 

【修得知識】

・海外調達部品を短期間で評価し、採用する方法

 

【講師の言葉】

 ドル安円高の状態が定着し、また海外とくにアセアン諸国の台頭により電気・電子機器製品の値段は大幅に下がり、またグローバル化して世界中で生産されている。

 このため設計・開発メーカーはより安くて信頼性のある部品を求めて世界中を駆け巡り、コスト競争に勝ち抜こうと懸命な努力をしている。購買担当者はより安い部品を求めて世界中を駆け巡っている。

 しかし、安さだけに注目して部品やデバイスを採用すると市場で大きなトラブルを引き起こし、企業は致命的なダメージを負ってしまう。

 そこで、安くて、しかも品質・信頼性のある部品をどうやって調達し、評価し、採用していくかは設計・開発メーカーにとっては非常に重要な課題となっている。

 このセミナーでは電気・電子機器を設計・開発する企業の購買担当者、設計者、信頼性担当者、品質保証担当者などにとって重要な海外調達部品についての現状と問題点を理解し、いかに短期間に的確に評価し、採用していくかを学ぶことを目的としている。 

 

【プログラム】

Ⅰ.海外部品調達の現状と問題点

  1.海外部品調達のメリットとリスク
    a.開発購買と海外新規サプライヤ探索
    b.コピー品とデファクトスタンダード
  2.部品別調達の違い
    a.受動部品と個別半導体の調達
     ・抵抗・キャパシタ・インダクタ・水晶デバイス/ダイオード・トランジスタ・FET等
    b.カスタムIC/汎用IC/高速デバイス等の調達
     ・IDM(一貫生産)と分業(デザインハウス+シリコンファンドリー+パッケージングハウス)
     ・調達数量/半導体メーカと対等に渡り合える技術力の有無等で調達方法が異なる
  3.まとめ
    a.不測の事態への対応と言葉の問題(団塊の世代部品経験者の駐在先)
    b.Q&A

Ⅱ.調達部品を短期間に評価する方法

  1.部品はなぜ故障するか
    a.反応速度論とアレニウスモデル、θ℃則、ベキ乗則
    b.複合ストレスモデル(アイリングモデル)
    c.拡散と温度ストレスによる故障:パープルプレイグ、カーケンダル効果、
      はんだの脆化現象、熱疲労現象
    d.湿度ストレスによる故障現象:VaporPressureModel
    e.湿度と電界による故障現象:アルミ電界腐食、ガルバニック腐食、イオン
      マイグレーション、CAF、エレクトロマイグレーション、ウイスカ現象、TDDB、
      ホットキャリア現象
    f.メカニカルなストレスによる故障:脆性破壊、S-Sモデルとマイナー則、クリープ
      破壊現象
    g.その他のストレスによる故障:α線によるメモリ誤動作現象
  2.調達部品を短期間に評価する方法
    a.構造解析と良品解析
    b.短期間にできる信頼性評価法
     ・信頼性試験規格について
     ・限界試験とステップストレス試験
     ・超加速試験法:熱衝撃試験(HST)、高温高湿バイアス試験(THB)、
      不飽和型プレッシャー試験(HAST)、複合試験1(HALT)、複合試験2(CERT)
     ・品質工学に基づく機能性評価法
  3.まとめ
    a.RACER法による意思決定法
    b.Q&A

モーターに代わる動力源として注目される誘電エラストマー!今まであまり利用できなかった人・動物の動き、波の上下運動といった穏かな動きで発生する振動などを電気エネルギーに変換できる技術を先取り、応用製品の開発を急げ!

誘電エラストマーとアプリケーションへの応用・例 ~デモ付~

日時:2012年2月6日(月) 10:30~17:30

【受講対象】

・電気に関する基礎知識があれば、どなたでも参加可能です
・電子デバイス、エネルギー、ロボット、ポンプ、モータ、スイッチ、スマートマテリアル、センサー、スピーカ、ソナー、ノイズリダクション・システム、流体・流量機器、インクジェット、医療機器など関連企業の技術者

 

【予備知識】

・電気に関する基礎知識

 

【修得知識】

・誘電エラストマーに関する基礎知識(アクチュエータ・センサー・発電)とアプリケーションへの応用方法。

 

【講師の言葉】

 誘電エラストマー人工筋肉は、非常に優れた性能を有する新しいアクチュエータです。この人工筋肉は、新旧の各種アプリケーションに応用できます。その例として、①ロボティクス、②流体・流量制御、ディスプレイ、新しいアプリケーションとして、③表面構造を瞬時に変化させるデバイス、④インクジェットやマイクロデバイス、⑤指向性を有したスピーカ、⑥人工装具(器官)を含む多様な医療アプリケーションなどが挙げられます。

 また、この誘電エラストマー人工筋肉のもう1つのモードに、発電モードがあります。このモードを上手く利用することにより、今まであまり利用できなかった人・動物の動き、波の上下運動といった穏かな動きで発生する振動などを電気エネルギーに変換可能となりました。本セミナーでは、人工筋肉の現状、様々な応用、今後の展開などを徹底解説します。 

 

【プログラム】

Ⅰ.エレクトロアクチィブポリマー(EAP)の現状

  1.エレクトロアクティブポリマー(EAP)概論
    a.電気を利用するポリマー
    b.電気を利用せずに変形するポリマー
    c.イオンなどを用いたポリマー
  2.世界のEAP事情

Ⅱ.誘電エラストマー人工筋肉の進化と今後

  1.誘電エラストマーアクチュエータの基礎
    a.構造と動作原理、製作方法および使用時のポイント
  2.誘電エラストマーアクチュエータ
    a.各種ロボットなどへの応用
    b.ポンプ、モータ、スイッチなどへの応用
    c.スマートマテリアルなどへの応用(マイクロ工場への応用など)
    d.指向性を有したスピーカ、ソナー、ノイズリダクション・システムなどへの応用
  3.誘電エラストマーを用いたセンサーシステム
    a.動作原理
    b.人体センシングシステムなどへの応用
  4.誘電エラストマー発電システム
    a.動作原理
    b.小型発電システムとワイヤレスシステムへの応用
    c.ウエアラブル発電とその応用
    d.波力発電や風力発電などの自然エネルギーを利用した発電システムへの応用
    e.誘電エラストマー発電システムの将来

Ⅲ.駆動体験および今後の展開

小型・軽量・薄型化が進む高密度実装に不可欠なフレキシブル配線板!モバイル機器の高性能化により一段と重要性を増しているフレキシブル配線板の最新技術をつかみ、製品開発を応用しよう!

フレキシブル配線板の基礎と最新技術動向

日時:2012年2月1日(水) 10:30~17:30

【受講対象】

・FPCの使い方を理解したい方、FPCの使い方で困っておられる方
・FPC事業にかかわる方
・FPCに関連する事業(プロセス加工、材料、設備他)に携わる方
・FPCの市場・業界を理解したい方
・モバイル機器、カーエレクトロニクス、情報機器関連企業の技術者

【予備知識】

・エレクトロニクスに関心がある事
・プリント基板に関心がある事

【修得知識】

・FPCに関する基礎知識と最新の技術動向やアプリケーションの習得

【講師の言葉】

 フレキシブル配線板(FPC)は、小型・軽量・薄型化が進むモバイル機器の高密度実装に必要不可欠な配線材料である。今後は、モバイル機器の更なる高機能化に対応して、その役割はますます重要となる。またカーエレクトロニクスをはじめ、新しい用途展開も進んでいる。

 本セミナーでは、前半に一般論として、FPCの技術的変遷、最新の業界動向、FPCの材料・製造プロセスを解説。後半には、高機能FPCの技術動向、及び最新のスマートフォンやタブレット端末の解体をベースに、最新のFPC配線技術動向を解説する。また将来、予想される新しい用途展開や開発製品についても説明する。 

【プログラム】

Ⅰ.FPCの概要

  1.FPCとは?(機能)
  2.FPCの歴史と市場の変遷
  3.FPCのアプリケーションと需要

Ⅱ.FPC材料の技術動向

  1.FPCの構造と材料構成
  2.絶縁材料と導体材料
  3.基板(FCCL)
  4.カバー材(CLとカバーコート)
  5.シールド材(フイルム材とペースト材)
  6.補強板/接着剤材料
  7.多層FPCの層間接着剤

Ⅲ.FPC製造プロセス/部品実装プロセスの技術動向

  1.片面FPCの製造プロセス
  2.両面FPCの製造プロセス
  3.多層FPCの製造プロセス
  4.リジッド・フレキ/多層FPC製造プロセスの違い
  5.セミアディティブ製造プロセスとアプリケーション展開
  6.FPCへの部品実装プロセス

Ⅳ.高機能FPCの技術動向

  1.技術ロードマップ
  2.高密度実装対応多層FPC/リジッド・フレキ
  3.高屈曲・高柔軟FPC
  4.高速伝送対応FPC
  5.ノイズ対策FPC

Ⅴ.最新モバイル機器の配線技術動向

  1.スマートフォン分解と配線技術動向
  2.タブレット端末分解と配線技術動向

Ⅵ.FPCの新しい用途展開

  1.自動車・車載機器
  2.エコ関連製品他

Ⅶ.質疑応答

金属腐食・損傷のメカニズムを理解し、長寿命化、安心安全な製品開発に活かそう!

金属材料の腐食・防食の基礎とトラブル対応 ~個別相談付~

日時:2012年1月31日(火) 10:30~17:30

【受講対象】

・腐食損傷で問題を抱えていらっしやる方
・自動車関連、配管関連、機械設計、製造関連、建築設備、プラント設備等の技術者、保全関係技術者、品質関連技術者、材料メーカーの腐食関連技術者

【予備知識】

・とくに予備知識を必要とせず、初歩から解説します
・高校卒業程度の化学的知識があればより理解は早いでしょう

【修得知識】

・少なくとも金属の腐食を科学的に理解しうる知識が得られます
・腐食問題に遭遇した場合の問題解決手法
・腐食の基礎
・各種金属材料の耐食性
・腐食性環境とは何か
・腐食形態の分類および特徴
・防食技術について
・腐食原因調査および腐食試験

【講師の言葉】

 金属材料の腐食障害はさまざまな産業分野で起こり、共通した問題と、それぞれの工業に特有な腐食障害を生じます。
 本講では共通した腐食問題の基礎を学び、それぞれの産業・技術分野で応用できるようにします。限られた時間内に、腐食問題を扱う技術者にとって必要な基礎的な知識は確実に習得し、実務に遭遇する腐食問題を解決できる能力を習得できることを目指しています。
 

【プログラム】

Ⅰ.腐食の基礎

  1.腐食の電気化学
  2.腐食因子
  3.腐食生成物と不動態

Ⅱ.各種金属材料の耐食性

  1.炭素鋼
  2.ステンレス鋼
  3.銅および銅合金
  4.アルミニウム合金

Ⅲ.腐食性環境とは何か

  1.大気
  2.土壌・海水・淡水と水質化学
  3.溶存酸素
  4.塩化物イオン
  5.遊離炭酸
  6.次亜塩素酸など

Ⅳ.腐食形態の分類および特徴

  1.孔食
  2.すき間腐食
  3.応力腐食割れ
  4.粒界腐食腐食
  5.MIC
  6.脱亜鉛腐食など

Ⅴ.防食技術について

  1.塗装
  2.電気防食
  3.インピー

Ⅵ.腐食原因調査および腐食試験

  1.腐食調査法
  2.腐食試験の方法

Ⅶ.トラブル対策

 ・事例と対策

破損の発生原因から特徴、解析、疲労強度のメカニズムまでを解説し、実務にて破面解析を適用出来るよう分かりやすく解説!

金属材料における破損の種類・特徴と破面解析(フラクトグラフィ)技術への活かし方

日時:2012年1月27日 (金) 10:30~17:30

【受講対象】

・機械、自動車、電子機器などの設計、技術、信頼性保証、強度研究などに関わる方
・各種プラントをはじめとした構築物の開発設計、管理、保守、保全などに関わる方
・金属材料の研究開発、信頼性保証に関わる方

【修得知識】

破損の発生原因とその特徴、破損解析、疲労破壊のメカニズムについて説明し、最後にフラクトグラフィについて、疲労破面に特有な破面形態とき裂進展速度との関係について述べると共に、破面観察結果に基づく負荷応力振幅の推定方法

【講師の言葉】

 フラクトグラフィ(Fractography)は、破面をレプリカ法によって透過電子顕微鏡で観察したり、走査型電子顕微鏡で直接観察したりして、破面の形態から破壊が何に起因して生じたのか、或いは、どのような応力で破壊が生じたのかを解析するものである。フラクトグラフィは破面に残された痕跡の解析でもあるので、その全てが証拠として残されている訳ではない。従って、破壊事故の原因究明に適用する場合には、部材の製造履歴や使用条件などと併せて総合的に検討することが重要である。
 特に事故品の場合には破面の損傷程度や保存状態に大きく依存するため、破面観察に当っては、その取扱いに十分配慮するとともに、破面に残されている情報だけでなく、破面近傍の表面状態など、周辺の情報も最大限利用することが大切である。
 本講では、破損の発生原因とその特徴、破損解析、疲労破壊のメカニズムについて説明し、最後にフラクトグラフィについて、疲労破面に特有な破面形態とき裂進展速度との関係について述べると共に、破面観察結果に基づく負荷応力振幅の推定方法について説明する。
 

【プログラム】

Ⅰ. はじめに

Ⅱ. 破損の種類,特徴と種類の判別法

  1.損傷の分類
  2.破損の種類と特徴
  3.腐食損傷の種類と特徴
  4.種類の判別法

Ⅲ. 破損解析法

  1.破損解析の手順
  2.破損解析の手法

Ⅳ. フラクトグラフィ

  1.フラクトグラフィの手順
  2.マクロフラクトグラフィ
  3.ミクロフラクトグラフィ
  4.破面解析による負荷応力の推定

Ⅴ. まとめ

シールの基礎から選定や使用上の注意について学び、ガスケット・パッキンの性能を上げよう!

ガスケット・パッキンの種類・用途・選定・使用法が分かる基礎講座

日時:2012年1月26日 (木) 10:30~17:30

【予備知識】

工業高校、高専卒業程度の機械知識

【修得知識】

・シール部品全般の選定が行えるようになる
・シール部品の使用法を習得できる

【講師の言葉】

 24年前米国のスペースシャトル「チャレンジャー号」が打上げ直後、爆発飛散するといういたましい事故が起きました。原因は氷点下の気温でOリングが弾性を失い、ガスが漏洩したためと判明しました。もし、耐寒性のリング材質を選定していたら、シャトルは使命を果たして無事帰還していたでしょう。
 このようにシール部品は機械を陰で支える重要な機械要素ですが、基礎を全般的に学ぶ機会は多くありません。このたび、講師が長年機械設計に関係していた経験をもとに、ユーザーの立場から「よくわかるシール技術の基礎 」を執筆したのを機に入門者に分かりやすく解説するセミナーを企画しました。
 機械の設計で漏洩防止をはかり経費節減と環境保全をめざされるよう、一日で選定から使用上の注意まで学べる本セミナーをおすすめします。
 

【プログラム】

Ⅰ.シールの基礎

  1.シールの概要
  2.シール装置の分類

Ⅱ.ガスケット

  1.ガスケットの設計
  2.ガスケットの選定
  3.軟質ガスケット
    ・ゴムシート
    ・ジョイントシート
    ・膨張黒鉛シート
    ・弗素樹脂ソリッドガスケット
    ・弗素樹脂包みガスケット
    ・織布ガスケット
    ・液状ガスケット
  4.セミメタリックガスケット
    ・うず巻きガスケット
    ・メタルジャケットガスケット
  5.メタルガスケット
    ・メタル中空Oリング
    ・メタルソリッドガスケット

Ⅲ.リップパッキン

  1.Uパッキン
  2.Vパッキン
  3.Lパッキン

Ⅳ.スクイズパッキン

  1.Oリング
  2.Xリング
  3.Tリング

Ⅴ.オイルシール

  1.形状と種類
  2.シール原理
  3.選定
  4.取付け部の設計
  5.寿命
  6.取扱い

Ⅵ.メカニカルシール

  1.形状と種類
  2.シール原理
  3.選定
  4.軸封部の設計
  5.取扱い
   ・参考:本質無漏洩とは

Ⅶ.グランドパッキン

  1.種類と用途
  2.シール原理
  3.選定
  4.設計指針
  5.取扱い
   ・参考:特許液体グランドパッキンとは

Ⅷ.特殊シール

  1.ラビリンスシール
  2.磁性流体シール
  3.グレイロック継手

Ⅸ.各種機械のシール事例

  1.サニタリポンプ
  2.ロータリジョイント
  3.ロッドレスシリンダ
  4.空圧電磁弁
  5.油圧シリンダ
  6.船尾管シール
  7.圧延機ロール
※シール技術に関する書籍を配布いたします

Excel・PSIMでシミュレーションを作成しながら制御理論の効果を実現できる特別セミナー!

モータ・電気機械システムのモデル化とシステム制御の基礎講座

日時:2012年1月25日(水) 10:30~17:30

【受講対象者】

これから初めて制御理論に触れる方、また、これからさらに深く制御理論を学びたい方にとって、基礎理論を俯瞰的に学ぶことができ、さらに入手しやすいExcelやPSIMデモ版を活用したシミュレーションを通してその効果を体験できる内容です

【予備知識】

・微分方程式についての理解は必須
・可能なら制御工学、ラプラス変換などを一度は学んだことがあることが好ましい

【修得知識】

・システム制御理論の理解
・過渡応答シミュレーションの原理と数値安定性への理解
・古典制御理論と現代制御理論の相互の関係
・状態フィードバック
・オブザーバ等の理論と活用法、など

【講師の言葉】

 電気機械システムの制御や設計には制御理論が欠かせません。制御理論には大きく分けてシステムの入手力間の伝達関数により議論を進める古典制御理論と、システム内部の状態変数に基づいてシステムを記述する現代制御理論とがあり、適材適所に使い分けられていますが、その両面からシステムの構造や特性を理解することが肝要です。この講義では、電気機械システムの微分方程式による表現法、状態方程式・出力方程式からなる状態モデルと状態変数線図の導出、ラプラス変換による伝達関数モデルとブロック線図の導出、そしてこれら相互の関係について、基礎的な例題を取り入れながら分かりやすく解説します。また、状態方程式は過渡的なふるまいを決定する式でもあります。
 本講座ではExcelを用いて状態方程式に基づいて自作のシミュレータを作成します。また、数値積分公式や時間刻みが数値不安定に与える影響について実感することにより、汎用回路シミュレータを利用する際の心得を身に付けることができます。更に、状態フィードバックによるシステムの応答改善やオブザーバの適用によるサーボモータの速度センサレス化など、制御工学の基礎的かつ有用な応用例について、分かりやすい例題を挙げ、PSIMでシミュレーションを作成することにより、これらの理論の効果を直に体験できるでしょう。
 

【プログラム】

Ⅰ. システムと制御

  1.システム制御理論の基礎
  2.古典制御と現代制御
  3.シミュレーションの重要性

Ⅱ. 状態方程式の作り方

  1.状態方程式
  2.出力方程式
  3.状態変数線図
  4.例題
    ・電気回路
  5.機械系、電気機械系
    ・DCサーボモータなど

Ⅲ. 過渡応答シミュレーションの原理

  1.微分方程式を解くとは
  2.状態方程式は何を表わしているか

Ⅳ. モータ駆動系のシミュレーションを作る

  1.モータの銘板情報
  2.シミュレーションに必要なパラメータの導出、
  3.Excelによるシミュレーション
  4.PSIMによる検証

Ⅴ. シミュレーションの数値安定性

  1.数値積分法
    a.前進オイラー法
    b.後退オイラー法
    c.台形法
    d.ルンゲクッタ法、ほか
  2.数値積分公式と時間刻み
  3.数値安定性

Ⅳ. ラプラス変換

  1.順変換
  2.基本法則
  3.逆変換
  4.展開定理
  5.活用例

Ⅶ.現代制御と古典制御の関係

  1.状態モデルから伝達関数モデルへの変換
  2.伝達関数モデルから状態モデルへの変換

Ⅷ.システム制御理論の効果を実感する

  1.システム制御理論の要点
  2.状態フィードバックって何?
   ・DCサーボモータの応答性改善
  3.オブザーバって何?
   ・DCサーボモータの速度センサレス運転

利用環境が整いつつあり、更に精度の向上したRTK-GPSを基礎から学ぶためのセミナー!実データを利用したPC実習を交え、RTKのベーシックなソフト部分をマスターし、実用化に向けて利用を先取りするための特別講座

GPS/GNSSの基礎とDGPS・RTKへの応用

日時:2012年1月25日(水) 10:30~17:30

【受講対象者】

・各企業においてGPS/GNSSに関わるエンジニア及び研究者、大学院生

・GPS/GNSSのソフト開発に携わる初期の方、RTK等のソフトを自身で組んでみたい方

【予備知識】

 GPSの基本的な知識を有すること(GPSの教科書を一度読んだことがある程度のことです)。実際の測位計算では、単独測位計算程度は教科書で理解し、可能であれば単独測位のプログラムを組んだことのある方はなお良いです。

 これから教科書を読まれる場合、以下の教科書を参考にしてください。特に測位計算部分を前もって読んで頂く時間があれば幸いです。

1.『精説GPS』

2.『GPS 理論と応用』

3.『GNSSのすべて』 

4.『GPSのための実用プログラミング』

5.『GNSS測量の基礎』

【修得知識】

 このセミナーでは、最終的にRTKのベーシックなソフト部分をマスターすることを目標にしています。

 単独測位を理解することができれば、特に難しいことではありません。実際に国土地理院の基準局データや、移動体のデータを利用してRTKの基本的な計算ができるようになります。講習でも実データを利用します。

※PCは弊社にてご用意いたします

【講師の言葉】

 RTK-GPSは、これまで測量や一部の利用に限られていた面がありましたが、近い将来、もう少し一般の方々に利用して頂くチャンスが増えてくる可能性があります。

 その大きな理由は2つあります。米国のGPS以外にも、ロシアのGLONASSや欧州のガリレオがGPSと同じように利用できるようになる可能性が高いこと。さらに2010年に打ち上げられた国産の準天頂衛星のGPSとの併用もすでに順調に進んでいること。2つ目は、これまで一般の方々には高価で利用するチャンスの少なかった、2周波の受信機を容易に利用できるようになることです。これは、L2Cという民間のL2帯の信号が近未来において全てのGPS衛星(2011年夏現在は8機程度)で自由に利用できるためです。

 以上のような背景もあり、RTK-GPSの基礎知識を今のうちに固めておき、近い将来の実用化の側面において、その利用を先取りしていくことが日本にとって重要ではないかと思います。例えば、都市部の2周波受信機によるRTKでは、高層ビル街では、10cm程度で決定できる利便性は20-30%程度ですが、都内でも中層ビル街では50%を超える場所も多数あります。

 また、その信頼性も年々向上しつつあります。比較的広い道路での利用に限られるというマイナス面もありますが、これまでの数m程度の精度から確実に10cmの精度に絞り込むことができれば、様々なアプリケーションが出てくるのではと期待しています。

 本講演では、上記の最新の実験結果も踏まえて行う予定です。みなさんのご参加をお待ちしております。

【プログラム】

Ⅰ. GPS/GNSSの基礎

  1.GPSの概要

  2.GPS以外の測位衛星について

  3.GPS/GNSSにおける誤差要因

    a.衛星の軌道情報及び時計

    b.電離層、対流圏による誤差

    c.受信機のノイズ及びマルチパス

    d.衛星配置による誤差

  4.様々な測位方式

    a.単独測位

    b.DGPS

    c.RTK

Ⅱ. 単独測位

  1.GPS/GNSSで利用する生データについて

  2.衛星位置計算

  3.単独測位計算

Ⅲ. DGPS

  1.オープンスカイでの静止DGPS(短基線)

  2.オープンスカイでの静止DGPS(中長基線)

  3.移動体でのDGPS

  4.SBAS(MSAS)の性能

  5.受信機の性能による差について

  6.マルチパスの影響について

Ⅳ. RTK

  1.オープンスカイでの静止RTK

  2.移動体でのRTK

  3.RTKへのマルチパス等の誤差の影響について

  4.1周波と2周波での性能の差

  5.近未来での3周波について

降圧型DC-DCコンバータIC設計のための特別セミナー!電源技術者に必須となる基礎技術を学び、設計・開発に役立てよう!

DC-DCコンバータの基礎と効果的な活かし方

日時:2012年1月24日(火) 10:30~17:30

【受講対象者】

・パソコン、家電などの電源に関わる設計・開発部の若手技術者

【予備知識】

・電子回路の基本

【修得知識】

・降圧型DC-DCコンバータの基本原理、設計方法

※当日、書籍をお配りします。

【講師の言葉】

 降圧型MOS電流モードDC-DCコンバータICを使う場合に、ICに要求される性能および特性は何か、どのような原理で動作しているのか、具体的にIC回路はどうなっているのか、どのように設計すれば良いのか、などをお話しします。電流容量が1A程度までの小容量のものですが、他の種類の電源回路あるいはICに通じるものが沢山ありますので、電源技術者としての基礎事項を習得するには最適です。

【プログラム】

1.降圧型DC-DCコンバータの用途

2.降圧型DC-DCコンバータの電力効率

3.降圧型DC-DCコンバータの動作原理と各部の波形

4.降圧型MOS電流モードDC-DCコンバータICの回路構成

5.電流帰還ループとスロープ補償の必要性

6.誤差増幅器(エラーアンプ)の回路

7.誤差増幅器(エラーアンプ)の周波数特性

8.インダクタ電流を検出する回路

9.スロープ補償電流を発生させる回路

10.PWMコンパレータ

11.クロック発生回路

12.参照電圧源の回路

13.降圧型MOS電流モードDC-DCコンバータICの特性その1(負荷変動)

14.降圧型MOS電流モードDC-DCコンバータICの特性その1(周波数特性)

ループヒートパイプの原理、製作方法、設計方法や材料選定のポイント、評価方法と利用技術について詳解!

ループヒートパイプ熱輸送技術の基礎と利用技術

 

日時:2012年1月31日(火) 12:30~16:30

【受講対象】

企業の技術者・研究者で熱設計、熱エネルギー応用に携わっている方、関連分野の初級技術者、自社の技術シーズを当該分野に活用したい方

【習得できる知識】

ループヒートパイプの基本原理、製作方法、設計方法、材料選定方法、評価方法など、ループヒートパイプ技術に関する一連の知識や最新の研究開発動向について学ぶことができます
 

【講座のポイント】

 ループヒートパイプは電力不要の高効率熱輸送デバイスであり、省エネ冷却、熱エネルギー利用など将来的に様々な応用が期待できる技術です。
 本講演ではループヒートパイプについての基本的な原理、製作方法、設計方法や材料選定のポイント、評価方法などをわかりやすく説明します。またループヒートパイプの発展型や国内外の研究開発動向についても独自の視点で分析します。
 

【プログラム】

1.ループヒートパイプの基礎

  1-1.ループヒートパイプの概要
  1-2.伝熱,流体,二相流の基礎

2.ループヒートパイプの設計方法

  2-1.LHPの性能予測
  2-2.LHPのモデル化
  2-3.リザーバの設計と作動流体封入量

3.ループヒートパイプの製造方法

  3-1.各種材料選定方法,評価方法
  3-2.作動流体の選定
  3-3.ループの組立・洗浄
  3-4.作動流体封入

4.ループヒートパイプの性能評価方法

  4-1.LHPの性能試験装置
  4-2.LHPの性能試験方法
  4-3.LHPの伝熱性能評価

5.ループヒートパイプの応用展開

  5-1.国内外の研究開発動向
  5-2.LHP類似技術
  5-3.LHPの応用研究例

【質疑応答・名刺交換・個別相談】

キーワード:ループヒートパイプ,熱,輸送,省エネ,冷却,伝熱,性能,評価,応用,講習会,セミナー

積層セラミックコンデンサの薄層・多層化による更なる小型・大容量化に向けた動向と材料技術を4名の講師で詳解する!

MLCCの小型大容量化に向けた開発動向と要素技術

日時:2012年1月27日(金) 10:15~17:20

第1部 MLCCの小型大容量化に向けた課題・要素技術と開発動向

【講座のポイント】

積層セラミックコンデンサの誘電体層の薄層化、多層化により著しい小型大容量化が進んできた。更なる薄層化が限界に近づきつつある現在、更なる小型大容量化に必要となる技術課題について考察する。

【プログラム】

1.積層セラミックコンデンサの歴史
2.卑金属電極積層コンデンサ (BME-MLCCs)
3.BME-MLCCsの技術課題
4.技術課題解決策
5.BME-MLCCsの小型大容量化プロセス
6.ポストBME-MLCCs
7.チタン酸バリウムの結晶構造
8.チタン酸バリウムの誘電率
9.超薄層化のための誘電体材料
10.ポストチタバリ

【質疑応答・名刺交換】


第2部 MLCCの小型大容量化に向けた微粒子チタン酸バリウムの開発と特性

【講座のポイント】

積層セラミックコンデンサ用途には、微細で分散性が良く、粒度分布が狭く結晶性が高いチタン酸バリウム粒子が望ましい。幾つかあるチタン酸バリウム粒子合成法のうち、湿式合成法はとりわけ微細化や狭い粒度分布の粒子が得られやすい。この湿式合成法の粒子制御技術を、核の発生制御や成長制御という晶析技術の観点から解説する。加えてナノサイズのチタン酸バリウム粒子の新用途に関する可能性を提示する。

【プログラム】

1.微細粒子合成の晶析反応

  1-1.理論面での解説
  1-2.実例の提示

2.各チタン酸バリウム粒子合成法の特徴

  2-1.各合成法概要
  2-2.生成物特性

3.反応プロセスと制御パラメータ

4.チタン酸バリウム粒子性状と原料の関係

5.生成したチタン酸バリウム粒子の特性

  5-1.サイズ・バリエーション
  5-2.結晶性

6.ナノチタン酸バリウム粒子の新規用途

  6-1.光学的用途向け特性
  6-2.圧電用途向け特性
  6-3.ナノ粒子ならではの使われ方

7.まとめ

【質疑応答・名刺交換】


第3部 MLCCの小型大容量化に向けたNi内部電極ペーストの開発と特性

【講座のポイント】

MLCCの小型・大容量化は凄まじく電極として使用されているNiペーストも近年一段と薄膜化が要求されている。電極ペーストメーカとしてはオリジナリティを発揮しないと厳しい生存競争を生き残れないのが現状であり、新技術の開発スピードアップが求められている。本講演では、弊社で進めている高容量MLCC薄膜Ni電極の最新開発動向について紹介する。

【プログラム】

1.はじめに
2.小型・高容量化に向けたMLCC薄膜Ni電極用Ni粉末の開発動向
3.小型・高容量化に向けたMLCC薄膜Ni電極用共材粉末の開発動向
4.次世代に向けたMLCC薄膜Ni電極の開発紹介
5.おわりに

【質疑応答・名刺交換】 


 

第4部 高誘電体ナノシートの開発と特性:MLCCの小型大容量化に向けた新しい試み

【講座のポイント】

分子レベルの薄さの新しい高誘電体ナノ材料(ナノシート)を開発し、室温・溶液プロセスを用いた積層集積により高品位の誘電体素子の作製に成功した。今回開発したナノシートは、膜厚5~10 nmで世界最高レベルの高誘電率(比誘電率100~300)、低リーク電流特性(10-7 A/cm2以下)など、従来の誘電体膜をはるかに凌駕する特性を有しており、ナノのモノ作りによるMLCC応用の新しい可能性が広がっている。

【プログラム】

1.ナノシートとは?
2.ナノシートの作り方
3.ナノシートを用いた薄膜素子作製技術
4.ナノシートの誘電特性
5.ナノシートの夢

【質疑応答・名刺交換】


製品の安全と信頼性確保のための講座!加速試験を効果的・効率的に実施するための方法や結果の解析法について、体系的にマスターし、製品の信頼性の維持と向上に活かそう!

開発段階における信頼性加速(寿命)試験の基礎と手法

日時:2012年1月23日(月) 10:30~17:30

【受講対象者】

・技術、設計、生産技術、製造、品質管理、品質保証の技術者、管理者

【予備知識】

・一応エンジニア向きであるので、その程度の知識が有ればOKです。不明の場合、質問を受け、その場で詳細に説明します。

【修得知識】

 ・開発を左右する加速(寿命)試験の進め方

 ・故障物理と故障モデル

 ・加速(寿命)試験と耐久試験の方法

 ・S-N線図(寿命曲線)を用いた解析方法

 ・加速試験の事例とその応用について

【講師の言葉】

 製品の基本に信頼性にあるのは言うまでもないが、その確認試験において、性能試験は短時間で終了するに比べ、信頼性試験は長期に亘り、難しさにおいて性能試験とは比較にならない。

 講師は長年自動車会社に勤務し、加速試験を含む信頼性技術を担当して来た。また乗用車(レガシイ)の10万km連続世界記録(平均時速224km/hrで達成)に臨んだ折、そのプロジェクトで信頼性責任者を勤めた。その際最も重要な項目は、如何に信頼性を維持するかであった。10万kmは、ほぼ乗用車の一生にあたり、その保証が要求されたのである。信頼性理論を取り入れたS-N線図(寿命曲線)を用いて、このプロジェクトは大成功を収めた。その成果に対し、社長表彰が与えられた。

 本講座では、製品の加速寿命試験の進め方及びそのデ-タの見方・解釈について、体験に基づいて実践的に説明する

【プログラム】

Ⅰ. 開発段階で必要とする信頼性試験

  1.加速試験と信頼性

  2.加速試験の目標と考え方

  3.開発段階での加速試験

Ⅱ. 製品を左右する加速(寿命)試験の進め方

  1.加速試験のためのシミュレ-ション

  2.加速試験とFTA・FMEA

  3.加速試験の方法

Ⅲ. 故障物理と故障モデル

  1.故障物理の重要性

  2.故障モデルとメカニズム

Ⅳ. 加速(寿命)試験と耐久試験の方法

  1.寿命試験と試験条件

  2.加速試験と耐久試験

Ⅴ.S-N線図(寿命曲線)を用いた加速試験と寿命予測

  1.」S-N線図による加速試験と寿命予測

Ⅵ.加速試験事例とその応用

  1.加速試験事例

  2.信頼性の維持と保証

自然エネルギー利用の際に問題となる「ノイズ対策法」を設計にいかすための特別セミナー!ノイズ問題の本質とノイズ発生を抑える設計法、およびノイズ対策法について実践的に学べる特別講座!

ノイズ対策を重視したパワーコンディショナの設計法

日時:2012年1月20日(金) 10:30~17:30

【受講対象者】

・パワーコンディショナを設計、開発、検査されている方

・パワーコンディショナをこれから開発しようとお考えの方

・パワーコンディショナを開発されていて、ノイズ問題でお困りの方

・パワーコンディショナを使用されていて、ノイズ問題でお困りの方

・パワーコンディショナの設置工事を施工、監督される方

・工場、建物の電力施設を設計する方、運用される方、及びその管理者

・EMCを基礎から学びたい方

【予備知識】

・電気回路、電子回路の一般的な知識

【修得知識】

・パワーエレクトロニクスの基礎知識

・パワーコンディショナのEMC問題を理解するための基礎知識

・太陽電池モジュールの特性

・パワーコンディショナの市場動向

・系統連系に係る法規制

・パワコンの認証試験の内容

・パワーコンディショナ各部の動作

・パワーコンディショナがノイズを発生する原因

・パワーコンディショナによるノイズ障害事例

・パワーコンディショナのノイズ対策技術

・ノイズ発生が少ないパワーコンディショナの設計法

【講師の言葉】

 地球環境問題や化石燃料価格高騰などを背景として、太陽光発電を始めとする再生可能エネルギーへの関心が高まりつつあります。太陽光発電などを電力系統に接続するためにはパワーコンディショナ(PCS)が必要となりますので、パワーコンディショナの市場は今後益々、拡大してゆくものと想定されます。一方、パワーコンディショナは電力を高速でスイッチングする、別の言い方をすれば、電力そのものをデジタル処理しているため、エネルギー変換効率は高いのですが、反面、ノイズ問題を発生し易い傾向があります。

 本セミナーではパワーコンディショナを設計、開発する技術者、それらの設置工事に携わる技術者、それらを利用する技術者を対象に、ノイズ問題の本質とノイズ発生を抑える設計法、およびノイズ対策法についての最新情報を実践的な立場に立ってわかり易く解説いたします。

【プログラム】

Ⅰ.パワーコンディショナ設計の基礎

  1.パワーエレクトロニクス回路の特徴

  2.差動モード(ディファレンシャルモード)とコモンモード

  3.商用電源の回路方式と接地

  4.太陽電池モジュールの特性

  5.太陽光発電の導入量と今後の見通し

  6.系統連系,パワコンに関する用語

  7.系統連系に関する法的規制,認証試験

Ⅱ.EMC、ノイズ対策の基礎

  1.ノイズとは

  2.EMC(電磁両立性)とは

  3.低周波ノイズと高周波ノイズ

  4.回路長と波長

  5.デシベル(dB)について

  6.パルス波の周波数スペクトル

  7.ノイズの発生,伝達と障害防止

Ⅲ.パワーコンディショナのノイズ問題

  1.パワーコンディショナの構成機器

  2.太陽光発電でのコモンモード電位変動

  3.コモンモードノイズによる障害例と対策

  4.高調波による障害例と発生防止技術

  5.EMCから見た設計・製作上の注意点

Ⅳ.ノイズ発生が少ないパワーコンディショナの設計法

  1.パワーコンディショナの仕様

  2.パワコン構成機器の一連動作

  3.コモンモードノイズはインバータPWM法によって決まる

    a.キャリア比較PWM方式(三角波比較方式)

    b.コモンモード電位変動に配慮した新PWM方式

  4.インバータ部の設計

    a.出力制御法

    b.必要な保護シーケンス

  5.直流コンバータ部の設計

    a.始動時の制御

    b.連系後の制御

Ⅴ.質疑応答

設計の効率化とコスト削減を実現!コストや品質に大きな影響を与える設計技術の高度化と効率化に活かせる特別講座!

機械設計技術の高度化への対応と効率化の事例

日時:2012年1月19日(木) 10:30~17:30

【受講対象者】

 機械、自動車、電子機器、設備などの設計担当者、開発担当者、生産管理者

【予備知識】

 機械設計に関わっているか、機械設計に関する初歩的知識のある方

【修得知識】

 ・創造設計について

 ・機械設計技術の高度化に対応するための技術開発

 ・効率化とコスト削減の手法

【講師の言葉】

 第1部

 ご承知のように、機械設計では、機能性、コスト、納期、強度、信頼性、精度、メンテナンスなどの面において技術的に設計を行う中で、有用・優位性をもっている機械要素を機能の高度化を生み出すパーツとして捉える設計と、コンセプトから新規・進歩・新技術開発を目指した アイデアを具体的に設計する二つの高度化があります。この、高度化技術の実現には、アイデアという思考と必要に応じて数学という道具を用いて行ないます。

 高度化を実現したときには、内心マジシャンになったような技術ショー気分を味わうことができます。

 講師の設計著書や取得中の特許機種の例を3D設計図で実例に基づいて講義を進めます。

第2部

 25年の設計経験やコンサル経験に基づき、設計の効率化について紹介いたします。実務に結び付くよう、多くの企業ですでに取り入れられている3次元CAD活用による手法を中心に解説します。

【プログラム】

第1部 設計技術高度化の新技術開発設計例

Ⅰ.設計技術高度化についての概要

  ①デイリー設計、②異機種・異技術設計経験からの合成、③開発設計は世の中の

変化・情報に技術対応していかなくてはならない。

Ⅱ.機械要素を使っている象徴的な計画設計の例

  1.3次元CAD図例を著書から引用して示します

  2.機械設計法の法則を著書から引用して示します

Ⅲ.過去に例のない新技術開発の実例を紹介

  (例)現存機械に~してメンテナンスの手間と作業費用を大幅に削減できた特許機種の事例

Ⅳ.多数の技術を応用し組み合わせた考え方に基づく新技術開発の事例

   特許機種の事例

Ⅴ.その他

第2部 設計環境改善による社内全体の効率化とコスト削減の手法 (2時間程度)

Ⅵ.3次元データを活用しての設計環境改善による社内全体の効率化とコスト削減

  1.企画・デザインからの3Dデータ活用法

  2.3次元CADによる設計内容改善と効率化

  3.良品・不良品の3次元データによるその後の効率化の違い

  4.3次元データを使用しての金型作成と寸法検査の短縮

  5.企画から生産までの全工程を3次元データ活用によって短縮する方法

人体を伝送路として扱う人体通信技術の基礎から最新動向、応用事例を学び、自社の開発・設計に活かそう!

人体通信技術の基礎と実用化および事例

日時:2012年1月17日(火) 10:30~17:30

【受講対象】

・人体通信に興味を持たれておられる製品企画担当者、開発を担当する技術者や設計者

 

【予備知識】

・近距離無線の基礎的な知識

 

【修得知識】

・近距離無線と人体通信の技術には共通点も多いが、相違点も多い。本セミナーは無線通信技術者が人体通信の製品開発を行えるように、その技術の相違点を習得していただく。

 

【講師の言葉】

 人体通信を巡る動きが活発になってきました。人体通信の応用分野は、鍵の施錠・開錠のセキュリティ分野、医療、ヘルスケア、エンターテインメント、交通インフラ、そしてインターネットとの接続を意識したウエアラブル機器間通信へと、広い範囲で期待されています。特に高齢化社会を迎えている日本において、一人住まいの高齢者が、在宅で安心して生活できる環境を作るため、人体通信の在宅介護への導入の研究が盛んに行われるようになってきました。

 しかし、人体通信の技術はよく知られているとは言えません。さらに、人体通信を応用するときに検討しなければならない実用化技術についても、議論されることはほとんどありませんでした。本セミナーでは、日本初の人体通信に関する技術本「人体通信の最新動向と応用展開」(シーエムシー出版)を監修した講師が人体通信の技術と応用について解説します。 

 

【プログラム】

Ⅰ.電磁波の発生と伝播

  1.静電界
  2.準静電界
  3.誘導電磁界
  4.放射電磁界
  5.空間の電波伝搬

Ⅱ.人体通信の大分類

  1.近距離無線通信(UHF帯のWBAN)
  2.人体通信(HBC)
    a.HBCの分類
    b.HBCに適した周波数
    c.HBCの伝播
    d.HBCの伝播(周波数)特性の測定
    e.HBCの低消費電力化技術

Ⅲ.人体通信のアンテナと電極

  1.人体通信(WBAN)のアンテナ
  2.人体通信(HBC)の電極

Ⅳ.人体通信のビジネス

  1.情報通信における人体通信のビジネス
  2.人体通信の医療応用

Ⅴ.人体通信の将来について ~人体通信の可能性~

産業機械・建設機械でのねじ継手設計、ねじトラブル対策に関する講師の豊富な経験から集大成したねじ締結技術、ねじ・ボルトの強度評価技術、ねじゆるみの評価技術などの解説を行う!

ねじ締結体の安全設計とゆるみ・破損事故の防止対策

2012年2月10日(金) 10:30~16:30

 

【講座のポイント】

 ねじ・ボルトは自動車、電気・電子機器、一般機械、航空機、プラント等をはじめ、多くの製品で使用され、重要な役割を果たしている。ねじは、紀元前6~4世紀には、造船技術や舞台技術の進歩により、螺旋やねじ原理への学問的な追究が始まっていた。このように、長い歴史を持った機械要素であるにもかかわらず、今日でも締付け不足、ゆるみ、強度不足などにより、ねじトラブルに起因する重大事故が後を絶たたない。

 本講座では、以下の疑問について解説していく。
   (1) なぜねじはゆるむのか?
   (2) なぜねじは破損するのか?
   (3) なぜねじには高い締付け力が必要なのか?

 本セミナーでは、建設機械・産業機械でのねじ継手設計、ねじトラブル対策に関する講師の豊富な経験から集大成したねじ締結技術、ねじ・ボルトの強度評価技術、ねじゆるみの評価技術などの解説を行う。特に、ねじに関する参考図書・資料・テストピースの紹介など製品開発を通した講師の実務経験を踏まえた講義が本セミナーの特徴である。
 

【プログラム】 

1.ねじ締結の基礎技術

  1-1 ねじ技術史概説
   a)ねじ技術の起源
   b)ねじ技術の変遷
  1-2 ねじの規格
   a)ねじ規格の生い立ち
   b)基本規格
   c)共通規格
  1-3 ねじ部品の種類と使い方
   a)ねじ部品の種類
   b)ねじ部品の選定
  1-4 ねじの強さ
   a)静的強度
   b)疲れ強さ
   c)遅れ破壊
  1-5 ねじの締め付け
   a)ねじ締結体設計の考え方
   b)締め付け管理の方法
   c)トルク法
   d)回転角法
   e)トルク勾配法
   f)締め付け用具
  1-6 ねじのゆるみ
   a)ゆるみのメカニズム
   b)ゆるみ防止の考え方
   c)ゆるみ止め部品の種類
   d)ゆるみ試験とゆるみ止め部品の評価
  1-7 ねじ技術に関する参考資料

2.ねじ締結体のゆるみ、破損防止対策

  2-1 ねじ締結信頼性
   a)トルク法における軸力管理
   b)ねじ諸特性の測定と解析
   c)締め付けトルク基準の作成
  2-2 ゆるみ防止の信頼性評価
   a)ゆるみの絶対的評価
   b)軸力低下傾向の測定法
   c)信頼性評価の基準
  2-3 ねじ締結体の耐久信頼性評価
   a)負荷の測定と解析
   b)疲労寿命評価
  2-4 ねじ使用例とトラブル防止対策
   a)自動車
   b)電気機器
   c)建設機械
   d)その他

(質疑応答・名刺交換・個別相談)

十分に理解されていなかった基本的な物性やプロセス、評価技術!目的に合わせた様々な導電性接着剤を詳細解説!

導電性接着剤の基礎と最新動向

日時:2012年1月24日(火) 12:30~16:15

第1部 導電性接着剤の基礎

【講座のポイント】

 導電性接着剤は、長年の低温配線・耐熱接続の用途から、スマートフォン、ソーラー、LEDなどの新たな実装形態へ大きな転換を迎えつつある。これに伴い、これまで十分に理解されていなかった基本的な物性やプロセス、評価技術まで新たな見直しが始まっている。北興園では、今日のこの動きに対応した内容を概説する。

【受講対象者・レベル】

 初心者向け、実装技術に携わる研究者、実装トラブルを回避したい人など

【プログラム】

1.はじめに

2.導電性接着剤の基礎

  2-1 種類
  2-2 電気特性・力学特性

3.実装プロセス

4.信頼性

  4-1 マイグレーション
  4-2 Snめっきとの高温相性
  4-3 Snめっきとの高温高湿相性

5.新たな技術

  5-1 はんだ粒子混合
  5-2 ナノ粒子
  5-3 その他

6.評価技術の標準化

  6-1 電気抵抗・界面抵抗・高周波
  6-2 熱伝導
  6-3 機械特性:機械疲労、熱疲労、衝撃
  6-4 環境試験

7.まとめ

【質疑応答・名刺交換】


第2部 導電性接着剤の最新動向

【講座のポイント】

 現在、高温はんだ代替となる鉛フリーはんだについては、まだ完全な代替材料がない状態です。この様な中、導電性接着剤は高温に耐えられない部品を実装する用途や、高温はんだの代替として使用できるものと考えられます。本発表では、『Ag系導電性接着剤』及び『金属結合型導電性接着剤』を用いた実装における電子部品への応用を中心に報告いたします。

【受講対象者・レベル】

 初心者向け、導電性接着剤を取り扱うに当たり、はんだとの類似点、相違点を把握し、現行設備を利用した活用法を考えておられる技術者。

【プログラム】

1.導電性接着剤について

  1-1 導電性接着剤の構成
  1-2 導電性接着剤の導電機構
  1-3 導電性接着剤の特長と課題

2.高耐熱性導電性接着剤

  2-1 特長及び基本特性
  2-2 信頼性試験結果

3.Sn電極対応導電性接着剤

  3-1 Sn電極―Ag系接着剤の問題点
  3-2 開発コンセプト

4.高熱伝導性導電性接着剤

  4-1 熱伝導性向上のための必須要素
  4-2 フィラー高充填化・最密充填化技術
  4-3 LED用途のためのUV耐光性技術

5.Bステージ硬化型導電性接着剤

  5-1 Bステージ化のメリット
  5-2 特長及び基本特性

6.金属結合型導電性接着剤

  6-1 特長
  6-2 高耐熱信頼性のメカニズム

7.導電性接着剤 今後の取り組み

【質疑応答・名刺交換】

ラプラス変換など最初に行き詰る部分を省いても、基礎事項を目で見える形で習得できる講座です!自動制御理論を学んでない方でも理解できるよう基礎から解説するシミュレーション付き実習講座!

フィードバック制御・PID制御の基礎とExcelシミュレーション ~1人1台PC実習付~

日時:2012年1月16日(月)13:00~17:00、17日(火)9:30~16:30

【受講対象】

・モータ、機械、計測、プラントなど産業分野を問わずPID制御にかかわりのある方
・制御問題の基礎知識を習得したい方
・PIDチューニングをする方

 

【予備知識】

・特に不要だが数学的基礎能力(高専や大学教養部の数学レベル)が望ましい
・Excelの簡単なグラフ作成

 

【修得知識】

・フィードバック制御の基礎
・PID制御の挙動理解とチューニング法
・PIDをはじめ動的現象のシミュレーションのやり方

 

【講師の言葉】

 PID制御は産業界で広く使われているのに、その挙動やチューニングについての解りやすい説明は皆無に近い。またラプラス変換やボード線図から自動制御に入ろうとすると閾値が高くて最初に行き詰ってしまう。現場的な制御に関して世界的な第一人者のF.G.Shinsky氏がラプラス変換を一切使わずにプロセス制御の本を書いたのに倣い、ここでは豊富なシミュレーションを通して制御をまずは体感させることを目指す。自転車がなぜ倒れないかについて難しい議論をするのではなく、練習によって乗りこなす技を会得するのと似ている。

 教材は高専卒程度の知識があれば理解できるように書いており、読むだけで十分理解できるように丁寧に記述しているので、復習にも実際の適用時の参考書にもなる。易しく書いてあるが、内容は結構深くこれをマスターすればPIDについての権威にもなれるはずである。

 EXCELによるシミュレーションはPIDにとどまらず、動的な現象のシミュレーションの基礎的な知識として役立つだろう。 

※PCは主催者側で用意いたします

 

【プログラム】

Ⅰ.フィードバック制御の基礎

  1.フィードバック制御の基本構成

  2.プロセスの動特性

  3.動特性の制御への影響

  4.PIDコントローラ

  5.既存のPIDチューニング法はなぜ使われないか

  6.使えるチューニング法へのアプローチ

Ⅱ.PID制御の挙動とチューニング

  1.P動作制御

  2.I(積分)動作制御

  3.「P+I」動作制御

  4.P+D動作の制御

  5.「P+I+D」動作制御

  6.まとめ

Ⅲ.EXCELによるシミュレーション

  1.時間軸目盛の作成

  2.入力信号の作成

  3.プロセスのモデル化

  4.コントローラモデル化

  5.コントロールループのシミュレーション

    ・P、PI、PID、I-PD動作制御

 

・テキストは各自で復習ができるように作られております

・実習で使用するエクセルファイルをお渡しいたします

2012年2月

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